ある人質への手紙 電子書籍あり
サン=テグジュペリ・コレクション 6
戦時の記録 2
ECRITS DE GUERRE
判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 298頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-04526-7 |
Cコード | C0398 |
発行日 | 2001年3月23日 |
電子書籍配信開始日 | 2013年4月1日 |
備考 | 現在品切 |
ECRITS DE GUERRE
判型 | 四六判 |
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頁数 | 298頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-04526-7 |
Cコード | C0398 |
発行日 | 2001年3月23日 |
電子書籍配信開始日 | 2013年4月1日 |
備考 | 現在品切 |
『戦時の記録』3分冊の第2冊目にあたる本書は、1942年から1943年までのサン=テグジュペリをめぐる資料、証言を収める。苦渋の選択の結果であった合衆国亡命の日々に、連合軍の北アフリカ上陸の報に接し、歓びのうちに発表された「まずフランスなのだ」。サン=テグジュペリは、この公開状でおこなった呼びかけに忠実に、フランスの解放のため、一兵士としてみずからの生命をかけるべく戦列に復帰した。政治抗争の罠にとらえられながら、『戦う操縦士』、『ある人質への手紙』、そして『星の王子さま』のなかに、人間が生きるよすがとなる磁力線の存在を、言葉、階級、党派を超えて人間を結び合わせるものの存在を鮮やかに示して——。
近年になってはじめて完全に公表された「アンドレ・ブルトンへの手紙」を新たに加え、〈戦時の記録〉全3冊は、ミュンヘン協定(1938)の直後にはじまり、第二次大戦勃発後のサン=テグジュペリの最後の日々をたどる。