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精神の氷点<品切>

著者
大西巨人

戦後日本文学史上に燦然と輝く、永遠の名作『神聖喜劇』を始めとする作品群、小社から刊行された50年の思索の結晶たる批評集成『大西巨人文選』ほか、揺るぎなく充実した文業の数々によって、作家・大西巨人の声価は更に高まりつつある。

新世紀初頭、ここに大西ファン待望の〈幻の第一長篇〉が、半世紀ぶりの封印を解かれ、ついに登場することになった。『神聖喜劇』に先行すること二十数年、大戦直後の1949年に改造社から刊行されたデビュー長篇『精神の氷点』が、著者の入念な加筆訂正を経て、改めて世に問われる日が来たのである。

「戦争が敗北に終わった晩夏より約二月後のある晴れた午後、水村宏紀は、復員用海防艦から西海地方北部鏡山市・彼の留守宅所在地の港湾岸壁に下り立った。……」サスペンスに満ちた導入から、読者は鮮烈な筆で描き出される〈魂と虚無〉の相克の迫真的なドラマに引き込まれることであろう。必読の傑作だ。



著訳者略歴

大西巨人
おおにし・きょじん

1919年福岡市生まれ。九大法文学部中退。毎日新聞西部本社に入社後、1942年対馬要塞重砲兵連隊に入隊する。戦後、福岡で『文化展望』の編集に従事、また『近代文学』同人として、小説・評論を執筆。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「精神の氷点」の画像:

精神の氷点

「精神の氷点」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/160頁
定価 2,376円(本体2,200円)
ISBN 4-622-04530-3 C0093
2001年1月5日発行
<ただいま品切です>