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兄の番人<品切>

若き日のジェイムズ・ジョイス

MY BROTHER’S KEEPER

JAMES JOICE’S EARLY YEARS


「本書は、有名な作家と、その存在を世に知られることのなかった弟の関係を見事に描いている……私はこの本を二回読んだ……兄の回想というテーマにとりつかれたスタニスロースは、肌に刺さった刺に苛立ちながらも、彼自身作家となり、兄の作品と並んで書架に永遠の座を占める本の著者となった」(T・S・エリオット)。

スタニはつねに兄の間近にいて行動を共にし、ジェイムズの言動を注視した。余人には不可能な弟の視点から、彼は兄の宗教観の推移やアル中の父親への愛情、家族関係、読書・創作歴、イェイツ等との交友関係、さらに性生活までをも詳細に語り、独自の見解を述べている。とりわけ『ダブリンの人びと』や『若き日の芸術家の肖像』の成立背景を明らかにしている本書は、作家の幼少期から大陸に移り住むまでのダブリン時代を扱ったユニークな回想記であると同時に、この天オの文学理解に欠かせぬ基本的文献となっている。T・S・エリオットの序文とリチャード・エルマンの序論を一読すれば、本書の価値は瞭然である。



著訳者略歴

スタニスロース・ジョイス
Stanislaus Joyce

1884年、アイルランドのダブリンに作家ジェイムズ・ジョイスの弟として生まれる。ベルヴェディア・カレッジ卒業。1905年、イタリアのトリエステに移住。ベルリッツ語学校教師、トリエステ大学教授を務める。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
宮田恭子
みやた・きょうこ

1934年、石川県に生まれる。東京大学教養学部教養学科イギリス分科を経て、1969年、大学院人文科学研究科比較文学比較文化課程を修了。現在玉川大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「兄の番人」の画像:

兄の番人

「兄の番人」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/336頁
定価 3,080円(本体2,800円)
ISBN 4-622-04565-6 C0098
1993年10月4日発行
<ただいま品切です>