みすず書房

みすず書房の本

a human justiceをめぐる16の断想

目次

鳥について
鮭と鱒について
答えよ、と神はいった
千年の時間
三百五十光年の光り
新年について
ニコライ・レスコーフ
ウィルフレッドXの最後の手紙
忘れられたページ
こんにちは、おはよう
幕が下りるまで
人生の単純な真実
死の食事
死体について
トマス・ウルフ
沈黙について

注
あとがき

著訳者略歴

＊ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

長田弘

おさだ・ひろし

1939年福島市に生まれる。1963年早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。 詩集に『われら新鮮な旅人』（思潮社、1965）『メランコリックな怪物』（思潮社、1973、晶文社、1979）『言葉殺人事件』（晶文社、1977）『深呼吸の必要』（晶文社、1984）『食卓一期一会』（晶文社、1987）『心の中にもっている問題』（晶文社、1990）。著書に『見よ、旅人よ』（講談社、1975、朝日新聞社、1986）『私の二十世紀書店』（中公新書、1982）『詩人であること』（岩波書店、1983）『詩と時代 1961-1972』（晶文社、1985）『読書百遍』（岩波書店、1986）『笑う詩人』（人文書院、1989）『失われた時代—1930年代への旅』（筑摩叢書、1990）『散歩する精神』（岩波書店、1991）『読書のデモクラシー』（岩波書店、1992）『感受性の領分』（岩波書店、1993）『詩は友人を数える方法』（講談社、1993）。