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メイ・サートン・コレクション

今かくあれども<品切>

AS WE ARE NOW


老人ホームに入れられた日から、カーロの“最後の大旅行”がはじまった。「肉体は衰えても、凛とした精神を持ちつづけよう」。それは、ホームのできごとに一喜一憂し、抵抗し、奮戦する旅だ。しかし衰えは、確実にやってくる。そしてある日、ホームの友人の無念の死。彼女のうちに、いつしか怒りが燃えて、退屈に流れていた時間が疾走しはじめる。窓の外は、待ちかねた雪だ……。

老境という、知らないことばの語られる異国から、人間の尊厳をもとめる熱い思いが伝わる。これは「文明社会の姥捨山を、老人の目で直視した、いわば老人の人権宣言だ。カーロはどこの老人ホームにもいるだろう。だからこれは、あなたの物語でも、私の物語でもあるかもしれない」(訳者)。

名作『独り居の日記』につづいて、1973年に発表された、小説の最高傑作。サートンの文学は、社会学もノンフィクションも描ききれなかった「老いること」の姿を、深い共感とともに語ってくれるだろう。



著訳者略歴

メイ・サートン
May Sarton

1912年ベルギーに生まれる。4歳のとき父母とともにアメリカに亡命、マサチューセッツ州ケンブリッジで成人する。一時劇団を主宰したが、1938年に最初の詩集を出版した後は著述に専念する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
武田尚子
たけだ・なおこ

Naoko Takeda Yarin。岡山県に生まれる。津田塾大学英文科卒業。翻訳家。アメリカ在住。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「今かくあれども」の画像:

今かくあれども

「今かくあれども」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/168頁
定価 2,160円(本体2,000円)
ISBN 4-622-04590-7 C0098
1995年2月7日発行
<ただいま品切です>