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英米文学のなかのユダヤ人

著者
河野徹

本書が扱うのは、英米文学の一部門であるユダヤ系作家の文学ではない。英米の非ユダヤ系作家・詩人の作品において、どうのようなユダヤ人像が描かれてきたか。

イギリス文学では、チョーサー、マーロウ、シェイクスピアから、スコット、ディケンズ、G. エリオット(『ダニエル・デロンダ』)ら19世紀作家を経て、現代のT. S. エリオット、パウンド、ジョイスに至るまで、アメリカ文学ではロングフェロウ、ホーソーン、メルヴィル(『クラレル』)からヘンリー・ジェイムズ、マーク・トウェイン、ウィラ・キャザーを経て、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナーに至るまで、それぞれのユダヤ人像を紡ぎ出している。

「ある作品の中で反ユダヤ的(もしくは親ユダヤ的)メタファーがどのように機能しているか推察すれば、その作者の人間観、社会観からパーソナリティーの基底部に迫る端緒を開けるかもしれない。」歴史的過程を鳥瞰するのではなく、個々の作品の表現に心理的分析を施すことにより、より精密な作家論ともなった本書は、英文学とユダヤ学ともに通じた著者ならではの、貴重な著作であると言えるだろう。



著訳者略歴

河野徹
こうの・てつ

1931年生まれ。東京大学教養学部、同大学院英語英文学修士課程卒業。現在、法政大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「英米文学のなかのユダヤ人」の画像:

英米文学のなかのユダヤ人

「英米文学のなかのユダヤ人」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/384頁
定価 4,620円(本体4,200円)
ISBN 4-622-04599-0 C1098
2001年2月9日発行

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