「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



メイ・サートン・コレクション

私は不死鳥を見た<品切>

自伝のためのスケッチ

I KNEW A PHOENIX

SKETCHES FOR AN AUTOBIOGRAPHY


『独り居の日記』の内省的なイメージから一転して、メイ・サートン25歳までの回想――溌剌とした幼女、反抗的なティーンエージャー、果ては劇団を主宰し、ブロードウェーを夢見て奔走する美しいメイが登場する。

場所は生地ベルギーの田舎家から、第一次大戦のために亡命したアメリカ、そしてまたヨーロッパへ。時代はまさに今世紀の曙から戦間期まで。誰もが人間の可能性を信じ、社会主義がアメリカの高校生にも夢をあたえた時代だった。

またこの時期は、メイの父親、ベルギーの青年ジョージ・サートンに、ハーヴァード大学が無条件で研究室と研究費をあたえた寛大な時代だった。メイも同じ地で実験的な教育を受け、両親の反対を押して女優になり、劇団の運営に行き詰って、ついに作家としての自覚に到達する。

各章を彩る「けた外れ」の人物たちも魅力的だ。ちょっとした変人ぶりをみせる偉大な学者の父親はもとより、ヴァージニア・ウルフからジュリアン・ハクスレーまで。多くの出会いをへて、「不死鳥」がしだいにメイのシンボルマークになっていく。冒険と挫折にみちた、すがすがしい自己発見の記だ。


目次


第1部 熱をはらむ世界
「父の家では…」
追憶の緑野
ゲントの青春
ウォンデルヘムの田舎家
おお、わがアメリカよ!

第2部 詩人の教育
「私は不死鳥を見た」
ベルギーの学校
ケンブリッジのラテン高校
シヴィック・レパートリー劇団
パリの冬
不可能なキャンペーン
イギリスの春
 訳者あとがき


著訳者略歴

メイ・サートン
May Sarton

1912年ベルギーに生まれる。4歳のとき父母とともにアメリカに亡命、マサチューセッツ州ケンブリッジで成人する。一時劇団を主宰したが、1938年に最初の詩集を出版した後は著述に専念する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
武田尚子
たけだ・なおこ

Naoko Takeda Yarin。岡山県に生まれる。津田塾大学英文科卒業。翻訳家。アメリカ在住。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「私は不死鳥を見た」の画像:

私は不死鳥を見た

「私は不死鳥を見た」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/264頁
定価 2,592円(本体2,400円)
ISBN 4-622-04653-9 C0098
1998年6月24日発行
<ただいま品切です>