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ナボコフ書簡集 2

1959-1977

VLADIMIR NABOKOV: SELECTED LETTERS 1940-1977


この書簡集をとおして見えてくるのは、言葉によって生き、言葉に命を懸けたひとりの誇り高き作家の生涯である。父を殺され、故郷を失い、ナチズムの暴政を逃れてアメリカに渡り、己の言葉の力のみを信じて生き抜いた作家のこれは信念の記録である。編集者や翻訳者に対する遠慮のない物言い、自作の校正とカバー・デザインに対する口うるさい注文、原稿料や仕事の報酬に対する不平、要求、確認、インタヴューに対する神経質なこだわり、発言の削除の要求等々、本書の読者はナボコフの気むずかしさと頑固さに目を奪われるかも知れないが、これは活字になる言葉が自分のすべてであるという信念の異なる表われにすぎないのだ。そう、手紙のなかででナボコフ自身が言っている――「文体が私のすべてだ」と。――訳者あとがきより

『ロリータ』の成功をきっかけにコーネル大学を辞し、ヨーロッパに戻ったウラジーミル・ナボコフは、やがてモントルーのホテルに居を定め、『青白い炎』『アーダ』などの傑作を執筆した。高まる名声にも惑わされず、ひたすら文学に専心する晩年が、この書簡集によって明らかにされる。全2巻。



著訳者略歴

ウラジーミル・ナボコフ
Vladimir Vladimirovich Nabokov

1899-1977。サンクト・ペテルブルグ生まれ。ロシア革命時に一家でロシアを脱出。ケンブリッジ大学卒業後、ベルリン、パリで亡命生活を送る。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ドミトリ・ナボコフ
Dmitri Nabokov

1934年、ウラジーミルの長男としてベルリンに生まれる。ハーヴァード大学卒業。欧米でオペラのバス歌手として活躍。父の著作をロシア語から英語に、また英語からイタリア語に翻訳。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
マシュー・J・ブルッコリ
Matthew J. Bruccoli

1931年生まれ。サウス・カロライナ大学の英文学教授。著書にスコット・フィッツジェラルド、ジョン・オハラ、ジェイムズ・グールド・コゼンス、ミッチェル・ケナリーなどの伝記がある。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
三宅昭良
みやけ・あきよし

1958年、香川県生まれ。1986年、東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程中退。現在、東京都立大学人文学部助教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「ナボコフ書簡集 2」の画像:

ナボコフ書簡集 2

「ナボコフ書簡集 2」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/288頁
定価 6,380円(本体5,800円)
ISBN 4-622-04712-8 C1098
2000年7月3日発行

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