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大人の本棚

江戸俳諧にしひがし<品切>

著者
飯島耕一
著者
加藤郁乎

「江戸俳諧、と聞いて過去のものと思うのはやめよう。江戸俳諧は今日という時代を泳ぐのに、他に換えがたい同伴者となってくれるだろう。江戸俳諧という滑稽と繊細のシャワーを思いきり浴びてみたい」(飯島耕一「自序」)。

江戸の俳諧といえぱ、芭蕉に蕪村に一茶。こうした定番はもういい加減にしよう。江戸文芸の百花繚乱がこの三人にとどまるわけがない。
本書は、今日を代表する詩人と俳人が自らの眼識によって選んだ「江戸俳諧の華」を大人の一般読者に送りとどけるものである。
まず「にし」(飯島)からは、西鶴に上田秋成、太田南畝、平賀源内、朋誠堂喜三二などの意外な魅力をお伝えする。加藤による「ひがし」は深い造詣を存分に発揮して、其角や成美など、一癖ある俳人たちの真髄をじっくりと明らかにしてくれる。「風流の第一義に徹して諧謔を愛し……草庵あるいは市井に隠れた俳人たち」(加藤)への最高のオマージュ。


目次


 江戸俳諧にしひがし その一
自序
詩的行為としての評釈――安東次男と芭蕉
漫筆・江戸俳諧
俳諧師 西鶴
安永・天明期の文人たちと俳諧
無腸あれこれ
芭蕉の吐いた語、「頽廃空虚」――〈その一〉のあとがきに代えて

 江戸俳諧にしひがし その二
隣人其角
わが友、江戸俳諧――〈その二〉跋


著訳者略歴

飯島耕一
いいじま・こういち

1930年、岡山に生まれる。1952年、東京大学文学部仏文科卒業。2000年3月まで明治大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
加藤郁乎
かとう・いくや

1929年東京に生まれる。1951年早稲田大学文学部演劇科卒業。商事会社経営、日本テレビに勤めるなどしてより43歳で筆一本を生業とする。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「江戸俳諧にしひがし」の画像:

江戸俳諧にしひがし

「江戸俳諧にしひがし」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/296頁
定価 2,640円(本体2,400円)
ISBN 4-622-04830-2 C1395
2002年7月10日発行
<ただいま品切です>