「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



大人の本棚

病むことについて<品切>


病気になったとき、私たちはどんな本を読むのだろうか? かたい本か、あるいは軽い本か? ウルフ女史はいったいどんな本を選ぶのだろうか? 誰であれ、病気にはなるのだから、これはとても重要な問題である。タイトル・エッセイはこの問題に、やや脱線気味ながら、一つの答えを与えてくれる。

彼女はかつて、小説を書くのはしんどい作業であるが、評論やエッセイを書くのはとても楽しい、と言ったことがある。

「ウルフのエッセイの魅力はと言えば、卓抜な着想、思いがけない切り口、気の向くままにペンを走らせているようなルースな構造、計算された脱線、適切な比喩、そして皮肉な口調でふと洩らされる本音など、多々挙げることができよう」(編訳者)。

幼いときから自由にどんな本でも読ませてくれた、気むずかしい父親・レズリー・スティーヴンの思い出。伝記ははたして芸術たりうるか――これは友人のリットン・ストレイチーの伝記文学を軽妙に論じた一篇である。他にも、書評や『源氏物語』について、フォースターや30年代の世代に関してなど、14篇のエッセイを収録。さらに、皮肉とユーモアに満ちた短篇を2作収める。



著訳者略歴

ヴァージニア・ウルフ
Virginia Woolf

1882年、著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生まれる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
川本静子
かわもと・しずこ

1956年津田塾大学英文科卒業。1958年東京大学大学院修士課程修了。1962-63年ハーヴァード大学大学院留学。現在津田塾大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「病むことについて」の画像:

病むことについて

「病むことについて」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/264頁
定価 2,640円(本体2,400円)
ISBN 4-622-04835-3 C1397
2002年12月20日発行
<ただいま品切です>