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外山滋比古著作集 4

エディターシップ


『ハムレット』の「To be or not to be」という有名なせりふを一つとっても、古来おびただしい解釈が存在する――「こういう例を見ても、読者が《あるがまま》を読めているとはとうてい考えられない……いかに《あるがまま》を読もうとしても読めない。それが人間である。文は人なり、ではないが、解釈は人なり」である。

つまり、人間はありのままを解することも、またそれを伝えることもできない。ここから、「虚言人」を意味する『虚々実々(ホモ・メンティエンス)』が生まれ、さらには『エディターシップ』が構想された。「エディターシップ」とは、編集そのものについての論考ではなく、純粋に二次的な創造にかんする文化論である。たんなる小手先の編集技術論ではなく、新しい価値を生み出す創造、人間がみなもっているクリエイティヴな機能について考察したものである。

さらに、独創的なアイディアを獲得する方法を追究した『知的創造のヒント』を併収する。


目次


I 虚々実々
はじめに/言語の目/やぶにらみの美学/印象の形成/イン・タームズ・オヴ/言語と諺/虚構について/ゆがんだ世界/流行現象/忘却の文法/トリミング/加上作用

II エディターシップ
ある経験/輝かしき編集/見つけて育てる/アンソロジー/変化の論理/統合の傾向 /コンテクスト/つなぎ/アイロニーの三角形/二次的創造/結ぶ/桃太郎/関係価値/編集人間

III 知的創造のヒント
比喩/出家的/頭の中の料理

著作ノート


著訳者略歴

外山滋比古
とやま・しげひこ

1923年愛知県に生まれる。1947年東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。1951年「英語青年」編集長。ついで「英語文学世界」「月刊ことば」を創刊、編集。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「エディターシップ」の画像:

エディターシップ

「エディターシップ」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/368頁
定価 3,300円(本体3,000円)
ISBN 4-622-04854-X C1395
2002年2月18日発行

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