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老年期

生き生きしたかかわりあい

VITAL INVOLVEMENT IN OLD AGE


老いの問題は古いようで新しい。20世紀末を目前にしてわれわれはかつて経験したことのない高齢化社会に生きており今後もその傾向は強まるだろう。現代に生きる老年者の心を探り、そこから指針を作ろうとするのが本書である。

『幼児期と社会』以来の信頼をもとにエリクソンは80代の報告者たちから率直な言葉を引き出している。そこに表れるのはライフサイクルの完結を迎えて死の恐怖や身体の不調を感じながらも、それまでの人生経験から汲み上げた自分らしさを懸命に統合しようとする人間の努力と英知に他ならない。

ベルイマンの映画『野いちご』分析の章では主人公ボールイ博士による過去の追憶と他者との和解に心理のダイナミズムを読み込み、結論において地域社会、生涯学習、子供や孫との「かかわりあい」を、どうすれば活力に満ちたものにできるか、具体的に提言する。

【初版1990年9月20日】



著訳者略歴

エリク・H・エリクソン
Erik H. Erikson

1902-1994。精神分析学者、臨床医。1902年ドイツにデンマーク系ユダヤ人医師の子として生まれる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ジョーン・M・エリクソン
Joan M. Erikson

1902?-1997。臨床医、画家、工芸家。E・エリクソンと共にライフサイクル理論の深化につとめてきた。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ヘレン・Q・キヴニック
Helen Q. Kivnick

心理学者。バークレーにあるCalifornia School of Professional Psychology 準教授。シンガー・ソングライターとしての経験を臨床に応用し成果をあげている。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
朝長正徳
ともなが・まさのり

1932年佐賀県に生まれる。1957年東京大学医学部医学科卒業。ウィーン大学神経研究所留学。東京都老人総合研究所などを経て、1985年東京大学医学部脳研究施設脳病理部門教授。1990年歿。専門は神経病理学。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
朝長梨枝子
ともなが・りえこ

1937年東京に生まれる。1960年津田塾大学文学部英文科卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「老年期」の画像:

老年期

「老年期」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/376頁
定価 4,180円(本体3,800円)
ISBN 4-622-04902-3 C1011
1997年1月14日発行

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