みすず書房

知能の心理学【新装版】

LA PSYCHOLOGIE DE L’INTELLIGENCE

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 344頁
定価 3,520円 (本体:3,200円)
ISBN 978-4-622-04958-6
Cコード C1011
発行日 1998年10月20日
備考 現在品切
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知能の心理学【新装版】

ピアジェが子どもの言語、論理、心理、世界観、倫理などの研究に専念し、子どもの精神の本質が自己中心性にあると発表して、大きな反響を呼んだのは27歳の時だった。本書は、そのピアジェ心理学の入門書であり、子どもの教育を認識の発達という見地から考えようとするものにとって不可欠の文献である。

大著『発生的認識論序説』に先立つ3年前に刊行された本書は、著者の「20冊ほどにあまる研究が背後にあるだけでなく、スイス的な思考方法や心性のかなりよく出ている本である」。「表題は『知能の心理学』だが、なかみは、心理学、論理学、哲学の三者が一体になったようなものとおもえばよい。」「ピアジェ心理学の全体を包括しつつ、同時に、現代の知識心理学を簡潔にまとめたというのが、いちばんこの本の特長をうまくいいあらわした言葉になるだろう」(「訳者あとがき」より)。

目次

序文
第二版の序文

第一部 知能の性質
第一章 知能と生物学的適応
第二章 「思考心理学」と論理操作の心理学的性質

第二部 知能と感覚運動的機能
第三章 知能と知覚
第四章 習慣と感覚運動的知能

第三部 思考の発達
第五章 思考の完成——直感と操作
第六章 知能の発達の社会的要因

結論 リズムと調整作用と群性体