意識と社会【新装版】
ヨーロッパ社会思想 1890-1930
CONSCIOUSNESS AND SOCIETY

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 312頁 |
定価 | 4,840円 (本体:4,400円) |
ISBN | 978-4-622-04964-7 |
Cコード | C1030 |
発行日 | 1999年7月9日 |
備考 | 現在品切 |

CONSCIOUSNESS AND SOCIETY
判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 312頁 |
定価 | 4,840円 (本体:4,400円) |
ISBN | 978-4-622-04964-7 |
Cコード | C1030 |
発行日 | 1999年7月9日 |
備考 | 現在品切 |
アメリカにおけるヨーロッパ思想史のすぐれた理解者、ヒューズによる20世紀社会思想史第一部。19世紀末から第一次世界大戦にいたる社会的不安のなか、実証主義の超克をテーマとした社会思想を概観する。
歴史哲学者クローチェ、無意識を発見したフロイト、社会学の創始者ヴェーバー。20世紀の核となったこの三人の思想家を軸に、マルクス主義と格闘したパレート、ソレル、グラムシ、フロイトと同様に無意識を課題としたベルグソン、ユング、第一次世界大戦前後の小説家、ジード、ヘッセ、プルースト、ピランデルロ、20年代後半を知的総括する三冊の著作、マン『魔の山』、バンダ『聖職者の背任』、マンハイム『イデオロギーとユートピア』…「意識と社会」の問題を中心に、巧みな構成により全体的展望を与えようと試みている。
21世紀に向けて、これから台頭してくる思想に想いを馳せながら、本書を繙きたい。