ふさがれた道【新装版】
失意の時代のフランス社会思想1930-1960
THE OBSTRUCTED PATH

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 224頁 |
定価 | 4,730円 (本体:4,300円) |
ISBN | 978-4-622-04965-4 |
Cコード | C1030 |
発行日 | 1999年7月9日 |
備考 | 現在品切 |

THE OBSTRUCTED PATH
判型 | A5判 |
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頁数 | 224頁 |
定価 | 4,730円 (本体:4,300円) |
ISBN | 978-4-622-04965-4 |
Cコード | C1030 |
発行日 | 1999年7月9日 |
備考 | 現在品切 |
アメリカにおけるヨーロッパ思想史のすぐれた理解者、スチュアート・ヒューズによる20世紀社会思想史第二部。ナチの占領、レジスタンス、解放、アルジェリア戦争といった歴史を背景として、フランスそして西洋の伝統的価値のゆらぎに応えようとしたフランス知識人を描く。
社会史家ブロック、フェーブル、カトリックの哲学者マリタン、マルセル、英雄主義の追求者マルタン・デュ・ガール、ベルナノス、サン=テグジュペリ、マルロー、ド・ゴール、マルクス主義と現象学の統合者サルトル、メルロ=ポンティ、そしてフランスの知的世界の拡大を予告するカミュ、テイヤール・ド・シャルダン、レヴィ=ストロース。「ふさがれた道」からの脱出路を模索する試みが辿られる。
現代のフランス思想が、その思考の出発点とする時代を展望するうえで参照したい書である。