フロイトの使命
みすずライブラリー 第2期
SIGMUND FREUD’S MISSION

| 判型 | 四六判 |
|---|---|
| 頁数 | 194頁 |
| 定価 | 2,200円 (本体:2,000円) |
| ISBN | 978-4-622-05057-5 |
| Cコード | C1311 |
| 発行日 | 2000年6月9日 |
| 備考 | 現在品切 |

SIGMUND FREUD’S MISSION

| 判型 | 四六判 |
|---|---|
| 頁数 | 194頁 |
| 定価 | 2,200円 (本体:2,000円) |
| ISBN | 978-4-622-05057-5 |
| Cコード | C1311 |
| 発行日 | 2000年6月9日 |
| 備考 | 現在品切 |

フランクフルト学派にフロイト理論を導入し、ナチス台頭の社会心理的分析を行った『自由からの逃走』で知られるフロムが、師フロイトの人間としての実像に迫る。母親や妻マルタへの感情、父親や弟子であるユングとの関係、そして宗教観や政治観を描きながら、精神分析が形成されていく過程を追う。著者の行うフロイト自身に対する精神分析や、またその手法に投げかける批判はじつに鮮やかである。
フロム生誕百年を迎えて、世界的にも注目が集まっている現在、『愛するということ』の著者の思考の出発点に目を向けたい。