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ミシュレ【新装版】<品切>

MICHELET PAR LUI-MEME


ジュール・ミシュレは、『フランス革命史』『魔女』『鳥』『虫』などでわが国にも広く知られ、1830年の7月革命、1848年の2月革命およびその反動、1871年のパリ・コミューンと、歴史の光と闇が交錯する激動期を生きたフランスの人歴史家である。
現実を叙述する際、ミシュレの文体は事実との符合より、さまざまな形容の過剰にみたされ、この点が従来フランスの歴史家たちから現実を歪曲したと批判されてきたのであるが、バルトは本書によって、ミュレをミシュレたらしめている本来の作家的特質、歴史を知覚と官能のレベルに置きかえる特異な言語の使い方(エクリチュール)に光をあて、ミシュレの新しい読み方を展開している。
本書は、スイユ社の“永遠の作家たち”と題する叢書の一冊であるが、バルトのミシュレ評論と、バルトが選択したミシュレの文章とがみごとに呼応しあって有機的な統一をなしている点で、この叢書のなかでももっともすぐれたものの一つである。


目次


凡例
I メモとして
II 歴史を食う人ミシュレ
III オランダ舟
IV われわれがきわめて愚かにも女性形にしている歴史
V 眠りとしての死と太陽としての死
VI 血の華
VII いとやんごとなき存在としての女
VIII 超セックス
IX ミシュレの読み方
X ミシュレについてのさまざまの評価
訳者あとがき


著訳者略歴

ロラン・バルト
Roland Barthes

1915年フランスのシェルプールに生まれ、幼年時代をスペイン国境に近いバイヨンヌに過す。パリ大学で古代ギリシア文学を学び、学生の古代劇グループを組織。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
藤本治
ふじもと・おさむ

1931年徳島県に生れる。東京外国語大学フランス科でフランス語を、東京都立大学人文学部でフランス文学および歴史学を、一橋大学大学院社会学研究科で社会思想史を学ぶ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「ミシュレ【新装版】」の画像:

ミシュレ【新装版】

「ミシュレ【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/304頁
定価 3,960円(本体3,600円)
ISBN 4-622-05130-3 C1010
2002年6月5日発行
<ただいま品切です>