みすず書房

サミュエル・ジョンソン伝 1【オンデマンド版】

THE LIFE OF SAMUEL JOHNSON, LL. D.

判型 A5判
定価 13,200円 (本体:12,000円)
ISBN 978-4-622-06230-1
Cコード C3098
発行日 2011年5月19日
備考 オンデマンド版
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サミュエル・ジョンソン伝 1【オンデマンド版】

「『ジョンソン伝』はたしかに偉大な、きわめて偉大な著作である。伝記作家の第一人者としてのボズウェルに比べれば、ホメーロスも英雄叙事詩のたしかな第一人者ではありえず、シェークスピアも劇作家のたしかな第一人者ではありえず、デモステネスも雄弁家のたしかな第一人者ではありえない。彼に続く者はいない。……名馬エクリプスが第一着、あとは何処にも姿が見えない。」
(T・B・マコーリー) 

「私は聖書を読むと同じように、毎日少しずつボズウェルを読む。私はわが死の日まで、ボズウェルを読むつもりだ。」
(R・L・スティーヴンソン) 

「わが読書の楽しみは、ポズウェルの『ジョンソン伝』に始まり、この書に終る。」
(レズリー・スティーヴン) 

「『ジョンソン伝』は討論と会話の完璧な宝庫である。」
(ジェームズ・R・ローウェル) 

「私はいつもなにか軽い文学作品をそばに置いておき、こうして休息のさいに、シェークスピアのほとんど全作品、ボズウェルの『ジョンソン伝』、アイスキュロスの『アガメムノン』、ルクレティウスの大部分、等を一度ならず通読した。」
(アルフレッド・マーシャル) 

「私は『ジョンソン伝』を50回読んだ。」
(ベンジャミン・ジョウェット) 

「これは単に語られるばかりではなく、読むために手に取られ、つねに読まれている数少ない古典の一つである。そして多分、どこかで、だれかが、この本をはじめて広げて、ゆるぎないボズウェリアンとならずに過ぎる日は、一日としてなかろうと想像するのが、私の楽しみである。」
(エドワード・ニュートン) 

「ボズウェル以前の伝記作家は、スタジオのポートレートか、せいぜい幻燈写真をつくっていたのだ。ボズウェルの方法は映画の方法である。……彼はこの方法とともに、いつまでも中心的位置を占めるにちがいないし、また十分それに値いする。」
(ハロルド・ニコルソン) 

[1981年5月30日初版発行]

目次

訳書凡例

サー・ジョシュア・レノルズへの献辞
初版への序文
再版への序文
三版への序文
法学博士サミュエル・ジョンソンの散文作品の年代順一覧表

法学博士サミュエル・ジョンソン伝
緒論
[I] 1709-1736
[II] 1737-1747
[III] 1749-1755
[IV] 1756-1762
[V] 1763
[VI] 1764-1768
[VII] 1769-1771
[VIII] 1772

訳注
ジョンソン/ボズウェル年表