ナボコフ伝 ロシア時代 上
VLADIMIR NABOKOV

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 376頁 |
定価 | 7,700円 (本体:7,000円) |
ISBN | 978-4-622-07071-9 |
Cコード | C0097 |
発行日 | 2003年11月20日 |
備考 | 現在品切 |

VLADIMIR NABOKOV
判型 | A5判 |
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頁数 | 376頁 |
定価 | 7,700円 (本体:7,000円) |
ISBN | 978-4-622-07071-9 |
Cコード | C0097 |
発行日 | 2003年11月20日 |
備考 | 現在品切 |
20世紀最大の小説家ウラジーミル・ナボコフとは一体、何者であったのか。
もはや単に『ロリータ』や『アーダ』を書いたアメリカを代表する作家とのみ認知されることのなくなったナボコフ。プルーストやジョイスと並び称される複雑で豪奢な言語宇宙、来るべき新たな「マルチリンガル」の文学を予感させる作品世界を築き上げたその起源には、40年を超えるロシア語で活躍した時代が存在した。帝政ロシアにおける貴族の生活、革命によるヨーロッパへの「亡命」、赤貧のなかでの矢継ぎ早の傑作の執筆、卓越した政治家でもあった父の死、大きな転機となった結婚、ヒトラーによる政権掌握と第二次世界大戦勃発による新天地アメリカへの脱出……。
綿密な取材と膨大な文献調査によって、ナボコフの「ロシア時代」の全貌を初めて描き切り全世界で賞賛された決定版伝記、待望の刊行。全2冊。