エドマンド・ウィルソン批評集 1
社会・文明

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 448頁 |
定価 | 4,180円 (本体:3,800円) |
ISBN | 978-4-622-07140-2 |
Cコード | C1098 |
発行日 | 2005年5月24日 |
備考 | 現在品切 |

判型 | 四六判 |
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頁数 | 448頁 |
定価 | 4,180円 (本体:3,800円) |
ISBN | 978-4-622-07140-2 |
Cコード | C1098 |
発行日 | 2005年5月24日 |
備考 | 現在品切 |
社会主義革命を成就させたレーニンに至る百年の革命家群像を生き生きと活写した『フィンランド駅へ』、ユダヤ教のなかからキリスト教が誕生する瞬間へと肉薄した『死海写本』、さらには作家ナボコフとの丁々発止のやり取りを展開した往復書簡集等で知られる20世紀アメリカが生んだ最高・最大の百科全書的批評家エドマンド・ウィルソン。
しかしウィルソンは生涯アカデミズムに所属することをせず、さまざまな雑誌を舞台に旺盛なジャーナリストとして、並の学者などは足元にも及ばないスケールの大きな活躍をした。本書はウィルソンが残した膨大なジャーナリストとしての社会・文明論を精選し年代順に集大成したものである。社会主義、マイノリティ、映画や演劇といった現代芸術論その他、ウィルソン的思考の萌芽のすべてと、その比類なき知性の軌跡がいまはじめて明らかにされる。姉妹編として、探偵小説から「プーシキンとナボコフ」までを論じた文学論集の刊行を予定。