世に出ないことば 電子書籍あり

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 256頁 |
定価 | 2,750円 (本体:2,500円) |
ISBN | 978-4-622-07165-5 |
Cコード | C0095 |
発行日 | 2005年9月20日 |
電子書籍配信開始日 | 2013年4月1日 |
備考 | 現在品切 |

世に出ないことば
判型 | 四六判 |
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頁数 | 256頁 |
定価 | 2,750円 (本体:2,500円) |
ISBN | 978-4-622-07165-5 |
Cコード | C0095 |
発行日 | 2005年9月20日 |
電子書籍配信開始日 | 2013年4月1日 |
備考 | 現在品切 |
『夜のある町で』『忘れられる過去』につづくエッセイ集である本書『世に出ないことば』について、あとがきで著者は、こう書いている。
「読書が、この本の中心になった。いろんな作品を読み、以下のことを感じた。
文章は、どの人のものも、ことばという木の葉をいくつか、ときには、いっぱいつけて出てくる。身がかくれるようないでたちで、登場する。書きたくはなかったこと、そうは思えなかったこと、急だったこと、いまは埋めておきたいこと、このあとで気づくことになることなどが、あるためだろう。そのあたりは光が足りず、なかなか決められないものだ。文章にも、ことばひとつにも、世に出ない世界があるのだ。そのまわりを歩いた。木の葉をつけて、歩いてみた。」
「水曜日の戦い」「ぼくのせっけん」「悲しくはない絵」「封筒の世界」「東京にはいない人」など66編。いちばん気になる作家の、いまとこれからが、つまっている。