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アメリカ建国とイロコイ民主制<品切>

EXEMPLAR OF LIBERTY

NATIVE AMERICAN AND THE EVOLUTION OF DEMOCRACY


「政府のモデルを求めて古代史まで遡ったわれわれは、崩壊の種を宿して形成され、もはや存在しなくなった様々な共和国の形態を検討した。また、ヨーロッパの近代国家もすべて研究したが、われわれの置かれた状況にふさわしい憲法は見当たらなかった」(ベンジャミン・フランクリン)

「社会がこうあるべきだという姿を理解するには、現在の北米インディアンのような、人間の自然状態からヒントを得ることが必要だ」(トマス・ペイン)

「地上でわれわれの政府と比較しうる唯一の政府は、われわれより少ない法で成り立つインディアンの政府だろう。それに比べて、ヨーロッパの政府はハトに君臨するトビの政府である」(トマス・ジェファーソン)

「そのベールが時によって取り除かれるとき、この驚くべき革命の知られざる源泉が明らかになるかもしれない」(ジョン・アダムズ)

北米先住民社会、とりわけモルガン『古代社会』やエンゲルス国家論などで知られるイロコイ連邦の存在が、独立革命にいかに影響をおよぼしたか。合州国憲法制定においてフランクリン、ジェファーソンら建国の父祖たちが、ネイティヴの自治理論をいかに「新世界」由来のヨーロッパ政治思想に融合させていったか。歴史の闇に埋もれていた文化的転移、世界史的実験のプロセスを、一次史料を駆使して解き明かした驚異の書。


目次


はしがき ヴァイン・デロリアJr


第1章 アメリカの声――植民地が見た土着の自由
第2章 アメリカ土着の民主主義――植民地のアメリカ人が見た先住民社会
第3章 自然人、不自然な土地へ――アメリカの“王たち”によるイギリス評(1600‐1800年)
第4章 「未開人」を気高くする――ヨーロッパの自然権哲学におけるアメリカ先住民
第5章 荒野の務め――ロジャー・ウィリアムズと「魂の自由」
第6章 白い根は広がる――植民地の団結を迫るイロコイ連邦
第7章 モホーク、斧、税金――革命の序章としての象徴的アイデンティティ
第8章 新たな一幕――フランクリン、ジェファーソン、ペインの著作に見るアメリカ先住民像
第9章 アメリカ的融合――聖タマニーの息子たち、あるいはコロンブス教団
第10章 新しい国に大協議の焚火をともす――アメリカ先住民の自由と合州国憲法
第11章 持続する理念――イロコイの自由は十九世紀以降どう受けとめられたか
第12章 結論

原注
訳注
あとがき


著訳者略歴

ドナルド・A・グリンデ・Jr
Donald A. Grinde, Jr.

1946年生まれ。ニューヨーク州立大学バッファロー校アメリカ学主任教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ブルース・E・ジョハンセン
Bruce E. Johansen

1950年生まれ。ネブラスカ大学オマハ校コミュニケーションおよびアメリカ先住民学、W・カイザー研究教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
星川淳
ほしかわ・じゅん

1952年東京生まれ。作家、翻訳家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「アメリカ建国とイロコイ民主制」の画像:

アメリカ建国とイロコイ民主制

「アメリカ建国とイロコイ民主制」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/376頁
定価 6,160円(本体5,600円)
ISBN 4-622-07186-X C1022
2006年1月23日発行
<ただいま品切です>