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戦後精神の光芒

丸山眞男と藤田省三を読むために

著者
飯田泰三

〈もし丸山眞男と藤田省三という二人の人間に出会うことがなかったら、私の生き方はずいぶん違ったものになっていただろう。いや、そんな生やさしいものではなく、今私がこうして生きていることができたかどうかさえ怪しい。いわば私が私になるにあたっては、この二つの巨人と出会ったことが文字通り決定的であった〉

8月15日を境にして、「一身にして二生を経た」丸山眞男と、「精神の運動を開始した」藤田省三。日本社会の精神の変容を深くみつめ続けたふたりの巨人の思考の軌跡を、ともに戦後を伴走した思想史家が活写する。

丸山思想史学における鎌倉仏教論の位置、「武士のエートス」論、ナショナリズム論、藤田省三の「転向」論、「戦後精神の経験」など、類を見ない詳細な解読が、丸山・藤田の思想の核心を浮き彫りにしていく。

他に「下中弥三郎と「大百科」の時代」「岩波茂雄と「岩波文化」の時代」「中村哲の生涯と学問」などを収録。戦後民主主義によって否定された「戦前」とは違う「もうひとつの戦前」の水脈は、「戦後精神」に連なるものである。



著訳者略歴

飯田泰三
いいだ・たいぞう

1943年山口県に生まれる。1971年東京大学大学院博士課程満期退学。現在法政大学法学部教授。専攻は政治思想史、日本思想史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

著者からひとこと

九年間に書き溜まった雑文集を一冊にまとめることを思い立ったとき、かねて「解体屋」ならぬ「解題屋」を自称している者として、『解題集』という題名にしようかと一瞬考えた。しかしそれではあまりにも独りよがりの命名になるので、思い直して、内容に即した御覧のような表題にした次第である。 ...続きを読む »

この本の関連書


「戦後精神の光芒」の画像:

戦後精神の光芒

「戦後精神の光芒」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/400頁
定価 6,380円(本体5,800円)
ISBN 4-622-07202-5 C1031
2006年3月22日発行

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