人生があなたを待っている 1
〈夜と霧〉を越えて
WHEN LIFE CALLS OUT TO US

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 296頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-07213-3 |
Cコード | C0011 |
発行日 | 2006年6月22日 |
備考 | 現在品切 |

WHEN LIFE CALLS OUT TO US
判型 | 四六判 |
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頁数 | 296頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-07213-3 |
Cコード | C0011 |
発行日 | 2006年6月22日 |
備考 | 現在品切 |
「ドン、ウィーンに訪ねてきてくれないか。私たちの人生を話しておきたいんだ」本書は、アメリカの一臨床心理学者が、1993年から7年間にわたって晩年のヴィクトール・フランクルと妻エリーのもとを訪れ、夫妻とその家族、友人へのインタビュー、取材を重ねてまとめた、ふたりの愛の歴史である。
晩年のフランクルは、ロゴセラピーの仕事に全精力をかたむけ、回顧録をまとめる余裕などなかった。そのフランクルとエリーが、自分たちの人生を記録してもらおうと選んだのが、学生時代にウィーンで1年だけフランクルの指導を受け、30年を経てアメリカで夫妻と再会したばかりのクリングバーグだった。ホロコーストの研究家でもなければ歴史家でもなく、プロのライターでもない著者は、虚心坦懐に夫妻の話に耳を傾け、彼らの生きたウィーンとその時代を複層的に描き出してゆく。
第1巻は、ヴィクトール・フランクルの子供時代に筆を起こし、フロイトやアードラーとの出会いと相克、ロゴセラピーのはじまり、そして、ナチ政権下の収容所体験と戦後の復職までを描く。全2巻。