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ポーランドのユダヤ人<品切>

歴史・文化・ホロコースト

PAMIEC

HISTORIA ZYDOW POLSKICH PRZED, W CRASIE, I PO ZAGLADZIE


悪名高いアウシュヴィツ・ビルケナウやトレブリンカの死の収容所が置かれたのは、ドイツ占領下のポーランドだった。この地に、ヨーロッパ中のユダヤ人が移送されてきた。さらにまた、第二次世界大戦以前には、ポーランドの人口の10%をユダヤ人が占めていた。そのためにホロコーストではおよそ300万人にのぼる最大の被害者を出す。ホロコーストの歴史においてポーランドが特筆されなくてはならないのは、このふたつの理由によるのだ。

そして、戦後にもまだ、皆殺しの歴史は終わらない。ポグロム(虐殺)があいつぎ、生きのびたユダヤ人は国外へ大脱出する。

古代から現在まで連綿とつづくユダヤの歴史と文化のなかに、ホロコーストはどう位置づけられるのか。ポーランドに暮らすユダヤ人たちの身に、現実に、何が起こったのか。日記・手記や多数の写真をはじめ主として被害者側の貴重な資料を織り込み、抑制された叙述で、過酷な史実をとらえる。


目次


1 ユダヤ人とは誰なのか? (ヨランタ・ジィンドゥル)
宗教/言語と文化/領土と民族/少数派への迫害
2 1939年までのポーランド・ユダヤ人 (ヨランタ・ジィンドゥル)
言語と文化/ディアスポラ・ユダヤ人の中心地ポーランド/古い時代のポーランドにおけるポーランド‐ユダヤ関係/ポーランド分割時代に/シテットル〔小都市〕/ユダヤ人の同権/同化(アンミラーツィア)/独立のための戦いで/反セミティズム/近代ユダヤの政治運動/ユダヤの世俗文化/第二共和政期において〔1918-39年〕
3 ポーランドにおけるユダヤ人 1939-45年
(バルバラ・エンゲルキング/アンジェイ・ジビコフスキ)
大戦直前に/占領初期のポーランド・ユダヤ人の状況/ソ連軍占領下のユダヤ人の状況/ドイツ占領下のユダヤ人の状況/ゲットー/絶滅〔皆殺し〕/ユダヤ人の抵抗と戦い/ヨーロッパ・ユダヤ人の皆殺し
4 ポーランド社会が同じ市民であるユダヤ人皆殺しにとった態度
(フェリクス・ティフ)
ヨーロッパ・ユダヤ人根絶のドイツの計画と占領下ポーランドの特殊性/ゲットーを観察するポーランド人たち
5 戦後のポーランドにおけるユダヤ人の生活再建の試み
(フェリクス・ティフ)
希望と不安/大脱出/今日のポーランド・ユダヤ人
訳者あとがき


著訳者略歴

フェリクス・ティフ
Feliks Tych

1929年生まれ。ワルシャワ・ゲットーを脱出して生きのびる。1952年ワルシャワ大学歴史学部卒業。1955年にモスクワ大学歴史学部で博士号、59年にポーランド・アカデミア歴史研究所で教授資格。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
阪東宏
ばんどう・ひろし

1926年東京生まれ。1950年東京大学文学部卒業。1963-66年ワルシャワ大学歴史研究所に留学。1970-97年明治大学文学部教授。現在、同大学名誉教授。専門はポーランド近現代史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

「訂正表」

『ポーランドのユダヤ人』第1刷の「訂正表」を作成いたしました(2007年9月)。
訂正表(PDF)ダウンロード

* 訂正表(PDF)をごらんいただくには、以下のプラグイン・ソフトウェアのご利用をお勧めいたします。 ...続きを読む »

この本の関連書


「ポーランドのユダヤ人」の画像:

ポーランドのユダヤ人

「ポーランドのユダヤ人」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/336頁
定価 3,456円(本体3,200円)
ISBN 4-622-07231-9 C1022
2006年7月24日発行
<ただいま品切です>