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音楽と文学の対位法<品切>


「演奏家は、もともと切り換えるのが商売だ。モーツァルトを弾くときとショパンを弾くときでは、あきらかに演奏身ぶりが違う。(…)私の場合は、ピアノを弾いたり文章を書いたりするので、もうひとつ切り換えスイッチをしのばせている。(…)ステージからの比較芸術論をもくろむ私は、まさにそのずれにこそ興味がある。」

ジャンルを超えて、表現の向こう側にある「創作身ぶり」について、著者は長年考え続けてきた。本書はこのテーマに、6組の作曲家と作家をとりあげて迫った、なんともユニークな文化史エッセーである。

カメレオンのように変化するモーツァルトの音楽。なぜロマン主義は文学が先行するのか。記譜をも拒むようなショパンの即興演奏。ワーグナーと倒錯のエロス。言葉で「作曲」しようとしたルーセル。ドビュッシーはランボーの境地に達するか。

楽譜にも分析用語にもたよらずに、根源的ポエジーを表すべく音と言葉が交錯する瞬間をとらえようとする本書は、二つの領域を往還する著者ならではの作品となった。



著訳者略歴

青柳いづみこ
あおやぎ・いづみこ

ピアニスト・文筆家。大阪音楽大学教授。安川加壽子、ピエール・パルビゼの各氏に師事。マルセイユ音楽学院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「音楽と文学の対位法」の画像:

音楽と文学の対位法

「音楽と文学の対位法」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/296頁
定価 3,300円(本体3,000円)
ISBN 4-622-07243-2 C1073
2006年9月22日発行
<ただいま品切です>