「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



老後を動物と生きる<品切>

MIT TIEREN LEBEN IM ALTER


老後の日々を福祉施設・老人ホームで送ることになった時、自分の犬や猫を連れていけたら、あるいはホームで飼われている動物たちがいつも一緒にいてくれたら…
1980年代にスイス・バーゼル近郊の老人介護ホームが施設での動物飼養を推奨したことは、当時、一大センセーションを巻き起こした。それ以後、スイスとドイツを先駆けとして、老人ホーム・老人福祉施設での動物の受け容れ、動物を用いたセラピーの試みはたゆみなく重ねられてきた。
動物が施設に入ることによる衛生上の問題は? 介護職員にかかる負担は? 動物と暮らすことを歓迎しない他の入居者への配慮は? 施設での動物飼養に対するさまざまな危惧に対して、本書は、動物飼養がもたらすすばらしい効果と同時に問題点をも、多くの実例にもとづいて、動物行動学・獣医学・公衆衛生学・精神医学・心理学、法学など多様な立場から細心の注意を払って検討している。
動物の力を借りての老人福祉という考え方が根づきはじめたばかりのわが国にとって、動物がその種本来の素質や欲求を尊重されることが、法整備としても社会通念としてもすでに確立しているヨーロッパに学ぶことは多い。人と動物双方の福祉を実現するための最良のガイドブック。


目次


初版への序
第二版への序

動物飼養について知るべきこと
  老後の動物  絆に助けられて――新たな始まり (マリアンネ・ゲング)
  老人の心の体験に対するコンパニオン・アニマルの意味 (シモーヌ・ド・スメ)
  家庭動物から人間に感染しうる病気はあるか? (ユルク・マイヤー)
  医師と患者と動物と (ハインリヒ・シェーファー)
  老人ホームのコンパニオン・アニマル (ハインリヒ・シェーファー)
  ドイツの法律による老人ホームでの動物飼養 (ダーミアーン・ノーヴァーク)
  スイスとオーストリアの法律による老人ホームでの動物飼養 (アントワーヌ・F・ゲッチェル)
  ホームのつくる動物園 (ゲング夫妻(ハンス=ペーター/マリアンネ))
  人と動物のふれあいハウス (クリスティアーン・グローセ=ジーシュトループ)
  愛する動物との別れ (マリアンネ・ゲング)

現場の動物たち
  家犬(イエイヌ) (ウルス・オクセンバイン)
  過去のある犬 (マリアンネ・ゲング)
  人気者の家猫  本物の「コンパニオン・アニマル」 (デニス・C・ターナー)
  ウサギ (マリアンネ・ゲング)
  老人ホームのウサギ  日記 (マルゴット・オルデンベルク)
  馬 (マリアンネ・ゲング)
  老婦人と馬  ある実例 (ベアーテ・ザイデ)
  ロバ (バルバラ・グルンダー)
  鶏の楽しみ (バルバラ・グルンダー)
  自分の庭で鶏を飼う (マリアンネ・ゲング)
  羊と山羊 (クリスティアーン・グローセ=ジーシュトループ/ザビーネ・ディットリヒ)
  その他の動物種についてひとこと (デニス・C・ターナー)
  
付録
  IAHAIOの宣言とガイドライン (デニス・C・ターナー)
  動物介在療法―動物介在教育―動物介在支援活動  相違と倫理的見解 (デニス・C・ターナー)

関係団体
関連書籍・文献
訳者あとがき
執筆者一覧


著訳者略歴

マリアンネ・ゲング
Marianne Gang

社会教育社・養護教育家。スイスにおける乗馬による動物介在療法グループの創設者。1996年に教職を退職後、2002年までこのグループの会長を務める。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
デニス・C・ターナー
Dennis C. Turner

1948年アメリカ合衆国生まれ。1974年アメリカ・メリーランド州ジョンズ・ホプキンズ大学で精神衛生・動物行動学で科学博士号取得。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
小竹澄栄
こたけ・すみえ

1947年神奈川県に生まれる。1972年横浜市立大学文理学部独文科卒業。1976年東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。2005年東京都立大学人文学部を退職。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

<愛玩動物2007年1月号 >

この本の関連書


「老後を動物と生きる」の画像:

老後を動物と生きる

「老後を動物と生きる」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/280頁
定価 3,240円(本体3,000円)
ISBN 4-622-07268-8 C0036
2006年11月24日発行
<ただいま品切です>