アメリカの政教分離
植民地時代から今日まで
PROCLAIM LIBERTY THROUGHOUT ALL THE LAND

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 184頁 |
定価 | 2,420円 (本体:2,200円) |
ISBN | 978-4-622-07293-5 |
Cコード | C1031 |
発行日 | 2007年4月20日 |
備考 | 現在品切 |

アメリカの政教分離
PROCLAIM LIBERTY THROUGHOUT ALL THE LAND
判型 | 四六判 |
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頁数 | 184頁 |
定価 | 2,420円 (本体:2,200円) |
ISBN | 978-4-622-07293-5 |
Cコード | C1031 |
発行日 | 2007年4月20日 |
備考 | 現在品切 |
ピルグリム・ファーザーズが建国したアメリカ合衆国では、当然、国の税金で「教会」がまかなわれていた。この伝統を背負い、合衆国最高裁判所は「信教の自由」と「政教分離」の明確な定義を、つねに求められてきた。
本書は、最高裁でくり広げられたこの「バトル」の歴史を視野におさめ、エポックとなった訴訟を具体的に、しかも平易・コンパクトに解説する。
進化論、中絶の是非、学校での祈りに始まり、社会の多様な問題が宗教的背景をもち、それゆえに意見の対立は深刻で、最高裁での論戦と判決は、まさにアメリカの政治文化を体現している。この傾向は依然として顕著で、大統領選挙の争点でもある。
第1章 植民地——アメリカのなかのヨーロッパ
第2章 新しき国家——アメリカの実験
第3章 19世紀——静かな法廷
第4章 20世紀とそれから——多忙な法廷
第5章 公定条項——公立学校
第6章 公定条項——私立学校
第7章 自由行使条項——宗教的自由
第8章 あとがき——最高裁とこれから