みすず書房

野生の樹木園

ARBORETO SALVATICO

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 168頁
定価 2,640円 (本体:2,400円)
ISBN 978-4-622-07300-0
Cコード C0097
発行日 2007年6月 8日
備考 現在品切
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野生の樹木園

カラマツ、オーク、サクラ、ブナ、イチイ……こうして目次を眺めていると幸田文の『木』が思い浮かんでくる。女性の優しさに対して男性の剛さ、日本に対して西欧という違いはあれど、『野生の樹木園』もまた、比類のない名著である。
前作『雷鳥の森』は「一行一行をゆっくり辿りたい本」(高田宏)「心に染み入るような」(沼野充義)「命の通った言葉」(堀江敏幸)「すごい作家がいるものだ」(湯川豊)などと絶賛された。
北イタリアの作家リゴーニ・ステルンはなじみ深い20の樹木を選んで、その生態、歴史、効用を物語り、人々の文化に及ぼした影響を解き明かす。そこに「山の民」としての経験、「自然とともに生きていた時代」への郷愁が魂を吹き込んでいる。

目次

1996年版によせて
カラマツ/モミ/マツ/セコイア/ブナ/ボダイジュ/イチイ/
トネリコ/カバノキ/ナナカマド/クリ/オーク/オリーヴ/
ヤナギ/クルミ/ポプラ/リンゴ/カエデ/クワ/サクラ
訳註/訳者あとがき