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流産の医学

仕組み、治療法、最善のケア

COMING TO TERM

Uncovering the Truth About Miscarriage


流産について最新の正確な情報を集め、医療関係者はもちろん、流産に悩むカップルに役立つよう、わかりやすく報告した一冊。流産はなぜ起こるのか。どのような治療的介入法があり、それぞれどんな場合に効果が期待できるのか。妊婦にとって最善のケアとは?
そういった基礎知識に加え、流産の克服に取り組んだ多彩な事例・体験談が盛り込まれており、くりかえす流産に遭遇してどういう選択をすべきか考える際に、具体的に参考になる。すでにひととおりの知識を得たうえでなお、疑問や不安、フラストレーションを感じている人にとっても、一歩進んだ理解と納得につながる内容だ。
著者はパートナーとともに四回の連続流産を経て息子を迎えた経験をもつ科学ジャーナリストであり、患者の側に立った視点と、科学的客観性を兼ね備えた類例のない本を書き上げた。解説に「治療にあたっている多くの医師にとってもきわめて得るものが大きい」とあるように、流産研究の現状や新知見について知りたい専門家にとっても読みどころは多いだろう。
どれほど医学が進歩しても、流産にはままならない部分が残る。だからこそ、当事者にとって真に力になりうる理解の仕方を、著者は問おうとする。これは、単なる知識や体験談の集積にとどまらず、先入観を排して流産の本質をとらえなおす真摯な試みでもある。


目次


推薦の辞
I 母なる自然
 1 生育不能
 2 スライドガラスにとらえられた流産
 3 問題のある卵
II 謎
 4 母体が胎児を拒絶する?──リンパ球免疫療法
 5 ねばねば血液と流産の関係
 6 生命のサイクル
 7 「流産予防薬」DESがもたらした悲劇
 8 風変わりな子宮──子宮奇形、頸管無力症、子宮筋腫
III 希望
 9 環境因子は流産を引き起こすか?
 10 流産専門医のケア
 11 奇跡の子
謝辞
解説
訳者あとがき
用語集
原注
索引


著訳者略歴

ジョン・コーエン
Jon Cohen

アメリカ科学振興協会の科学専門誌、Scienceの記者。妻とともに四度の連続流産を経験したのち、本書を執筆した。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
藤井知行
ふじい・ともゆき

医学博士。日本産科婦人科学会専門医。東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座准教授。専門臨床分野は周産期医療、とくに不育症、血栓症合併妊娠、妊娠高血圧症候群の治療。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
谷垣暁美
たにがき・あけみ

翻訳者。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

編集者からひとこと

医療分野において「長い間放置されてきた」といわれる流産について、いま何がわかっているのか、当事者および医療者に何ができるのか、その最新事情がわかる本がやっと出ました。流産についての、これまでになく充実した、信頼できる情報源です。

本書は、流産についてのさまざまな誤解を解消する本でもあります。 ...続きを読む »

この本の関連書


「流産の医学」の画像:

流産の医学

「流産の医学」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/400頁
定価 3,300円(本体3,000円)
ISBN 978-4-622-07301-7 C0047
2007年5月23日発行

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