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贈与の文化史

16世紀フランスにおける

THE GIFT IN SIXTEENTH-CENTURY FRANCE


「われわれにとっては、本書それ自体がまさに完璧な贈り物といえよう。16世紀フランスの社会生活についての、このすばらしい研究は、歴史人類学のお手本である。」(メアリー・ダグラス)
『帰ってきたマルタン・ゲール』『愚者の王国 異端の都市』『境界を生きた女たち』など、近世ヨーロッパの社会史・文化史の分野で輝かしい成果を挙げてきた著者による新著のテーマは「贈与」である。
古くて新しい観念「贈与」をキーワードとして、デーヴィスは古文書の世界に、あるいは文学・神学・法学などのテクストの世界に、さらには、さまざまな図像の世界に入りこんでいく。
長年にわたる関心と研究の熟成を経たうえで、家族・政治・宗教といった領域における、権力関係や互酬性をめぐる争いをみごとに跡づけ、モースからバタイユを通ってデリダにいたる「贈与」論に、歴史学からエレガントに応答してみせた本書には、大いなる魅力がそなわっている。


目次


序文
1 贈与の精神
2 贈与の慣行と公共の時間
3 贈与の慣行と社会的意味
4 贈ることと売ること
5 失敗した贈与
6 贈与、賄賂、そして国王たち
7 贈与と神々
結論


著訳者略歴

ナタリー・Z・デーヴィス
Natalie Zemon Davis

1928年生まれ。アメリカの歴史家。プリンストン大学ヘンリー・チャールズ・リー歴史学名誉教授。トロント大学でも歴史学、人類学、中世学を講じた。専攻は、16-17世紀フランスの宗教生活・民衆文化・ジェンダー研究。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
宮下志朗
みやした・しろう

1947年、東京生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。フランス文学・言語情報科学。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「贈与の文化史」の画像:

贈与の文化史

「贈与の文化史」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/328頁
定価 4,180円(本体3,800円)
ISBN 978-4-622-07307-9 C1022
2007年7月10日発行

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