「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



ふるほん行脚

著者
田中眞澄



「近年、新刊書店にはご無沙汰しがちなのに、古本屋歩きはやむことがない。日々どこか一軒は覗いてみないと、一日の納まりがつかない気がする。本というものは古本屋に置かれてこそ、その真価があらわになると思うのは、勝手な思い込みだろうか。
私の古本屋歩きは定まった目的を設けない。当面、何が必要でもないのだから、ジャンルも問わない。世間の注目や専門的評価とも無関係。偶然そこにあって好奇心を刺戟する本に出会う。むろん、安いに越したことはない。つまり、ありていに申せば、古本屋歩きは雑本の楽しみに尽きるのである」

じっとスクリーンに見入っていたかと思いきや、ただひたすら古書との一期一会の出会いを求めて、あの町この町神出鬼没。東京一帯の老舗はもちろん、ニューウェイヴ書店から旅先で立ち寄った店まで、その数、いっさい重複なしのおよそ180軒。さて映画史研究家、いったいどんな本を、どこでいくらで買って読んだのか。雑本哀楽、5年間の記録です。


目次


行脚一番。荻窪ささま書店篇 序にかえて
I 雑本耽綺2003
地元に仁義を。世田谷経堂篇
遠藤書店/古本大学経堂店/大河堂書店
飛んで雪降る札幌篇
並樹書店/弘南堂書店/いしまる書店/南陽堂書店
新顔に見所あり。武蔵野吉祥寺篇
よみた屋吉祥寺店/ブックステーション和/りぶる・りべろ
さすがは天下の神保町篇 豊田書房/悠久堂書店/原書房
手に重し、葛飾土産篇 文久堂書店/書店/青木書店
CDショップも覗く下北沢周游篇
白樺書院/DORAMA/幻游社/ディスクユニオン下北沢店
地図にない町? 池ノ上散策篇
由縁堂書店/文紀堂書店/山ノ手文庫/十二月文庫
八重洲地下「魔都・十字」街篇 R.S.Books/八重洲古書館
クリスマスと三軒茶屋篇 江口書店/山陽書店/古書いとう
II 雑本無頼2004
湘南スタイル、古書は藤沢篇 太虚堂書店/太虚堂書店藤沢北口店/
祥書房/光書房/しょうなんどうブックサーカス/聖智文庫
ワザにつられて蔵前―浅草篇 浅草御蔵前書房/
きずな書房/まるい書店/地球堂書店/おもしろ文庫
噫無情。オマケでタダとは三鷹篇 多摩書房/下田書店/げんせん館
みすずの本も店頭百円。幡ヶ谷―笹塚篇
小林書店/湧書館/一新堂書店
東京「煙草のめのめ」古書会館篇
名古屋随一、鶴舞―上前津篇 山星書店/大学堂書店/人生書房/
三進堂書店/千代田書店/飯島書店/つたや書店
近藤勇に導かれ板橋歩行篇 坂本書店/木本書店/板橋書店
月あかり銀座―月島徘徊篇
閑々堂/奥村書店本店・支店/文雅堂書店
「戦後」は遠く町田駅北口篇 成美堂書店/高原書店/りら書店町田店
雨の日と練馬―江古田は篇
一信堂書店/根元書房北口店/山本書店
III 雑本流転2005
決め手は浪曲。祖師ヶ谷大蔵篇
文成堂書店/ツヅキ書店祖師ヶ谷店/田久保書店/祖師谷書房
坂を下って心は動く渋谷篇
タツミ堂書店/中村書店/古書サンエー/Flying Books
なじみの店も新顔も。高円寺篇 アジアンドッグ/
中央書籍高円寺店/青木書店/球陽書房分店/都丸書店分店
成城某月某日。キヌタ文庫篇
「悲愴」と上野古書のまち篇
わが日常、豪徳寺巡回篇 靖文堂書店/玄華書房
ドゥビドゥバ伊勢佐木町篇 田辺書店/先生堂書店本店/
なぎさ書店/小山書店伊勢佐木町店/川崎書店
待ってておくれ小樽の本よ篇 岩田書店/博信堂書店
一軒また一軒。港区探索篇
石黒書店/清水書店/小川書店/浯川書店誠志堂
朝夕歩いて釧路の夜は篇 豊文堂書店北大通店・本店
通りを左に右に国立篇
谷川書店/ユマニテ書房/国立書房/国立古書流通センター
2005年読書アンケート
IV 雑本無常2006
新興激戦区ニシオギ篇 盛林堂書店/スコブル社/興居島屋/
花鳥風月/ハートランド/森田書店
ジャズと新丸子―登戸篇 甘露書房/田園書房新丸子店/綿屋書房
消えて結ぶ幻の蒲田交響曲篇
富士書房/一方堂書林/誠竜書林/南天堂書店
オーパ! 茅ヶ崎―辻堂篇
ほづみ書店/古書吉祥/楠ノ木書房/古書洋行堂/リリード
江戸より外へ、本郷―巣鴨篇
大学堂書店/萬葉堂書店/大山堂書店/第一書房/林書店
「映画館」開店までの鎌倉篇 公文堂書店/藝文荘/木犀堂/遊古洞
ショスタコ控えて早稲田篇
平野書店/古書現世/江原書店/いこい書房/三幸書房
変化の兆、阿佐ヶ谷篇 銀星舎/ゆたか。書房/ブックギルド2/
千章堂書店/栗田書店/風船舎
山中忌でわれは行く京都篇 吉岡書店本店・支店/
井上書店/京阪書房/赤尾照文堂/大学堂書店
2006年読書アンケート
V 雑本夢幻2007
暖冬の明大前―桜上水往来篇
篠原書店/浜田山書房/古本大学明大前店/豊川堂書店
ぶらり市川、日和下駄篇
草古堂市川店/春花堂/智新堂書店/山本書店
未練の再訪、鶴見―川崎篇 西田書店/近代書房/朋翔堂
旅ゆけば阪急古書のまち篇
萬字屋書店/書砦・梁山泊/太田書店/中尾書店
近場は中目黒―学芸大学前篇 杉野書店/たらの芽書店/
北上書店/飯島書店/本とうですか。
店舗減少、武蔵境―武蔵小金井篇
境南堂書店/伊東書房/中央書房
さいたま浦和に遠征篇 金木書店/利根川古書店/浦和宿古本いち
目白から沼袋漂流篇 夏目書店/天野書店/文生堂書店
思い立って上州は前橋篇
大成堂書店本店/山猫館書房/大閑堂書店
ラマ・マニ師が来た長野へ篇
平安堂長野店古書センター/山崎書店/北島書店/新井大正堂
2007年読書アンケート
少し長めになったあとがき


著訳者略歴

田中眞澄
たなか・まさすみ

1946年北海道に生まれる。慶應義塾大学文学研究科修士課程修了(国文学専攻)。映画史研究家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

関連リンク

この本の関連書


「ふるほん行脚」の画像:

ふるほん行脚

「ふるほん行脚」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/184頁
定価 2,640円(本体2,400円)
ISBN 978-4-622-07378-9 C0095
2008年4月18日発行

この本を購入する