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シモーヌ・ヴェーユ最後の日々【新装版】

SIMONE WEIL A NEW YORK ET A LONDRES

LES QUINZE DERNIERS MOIS, 1942-1943


〈シモーヌは、だれもついてゆくことができない山頂のうえで、ふたたび孤独な自己と向き合う。山をよじのほり、つづいている-筋の道をたどりながら、彼女はそれらの道程のひとつひとつにおいて、おなじ主題、おなじ問題、おなじ解答を見出してきた。だが、目的地にたどりつきつつある現在、それらすべては単純化されてくるように思われるのだ。中心のみが不動である。そのまわりを廻っている歩みはたえず半径をせばめている。なぜなら終局に近づきつつあるからである。〉
シモーヌ・ヴューユの思想はすぐれた素質のもつ意識のドラマともいうべきものであり、その発展は驚くべき一貫性を有している。彼女においては思索と実践が分かちがたく結びついた統一体をなしており、内面の発展を理解するためには、その生涯を知ることが不可欠であろう。本書は先に刊行され、最良の伝記と評価された、同じ著者による『シモーヌ・ヴューユ伝』の補足をなすものである。
1942年6月のマルセイユ出港から、ニューヨークを経て、翌年8月に亡命先ロンドンで悲劇の死を遂げるまでの15カ月間は、ヴューユの最大の文学的活動の時期であった。ヴューユの思想の独自性への深い理解と、綿密な資料・証言蒐集から生れた本書は、この最後の日々に光を当て、短かりし生涯を通じてつねに真理のみを追求した稀有の魂の内面のドラマを描き出す。
1978年初版


目次


まえがき
ニューヨーク、およびロンドンにおけるシモーヌ・ヴェーユ
マルセイユ出発(1942年5月14日)
ニューヨーク(7月6日から11月9日)
ロンドン(1942年12月14日から1943年8月17日)
自由フランス軍のもとで
イギリスの発見
亡命が果てしないものとなるとき
ミドルセックス病院(4月15日から8月17日)
アシュフォード(1943年8月17日から8月24日)

書誌
I 書誌および註で用いられた略記号
II マルセイユ出発後に執筆されたシモーヌ・ヴェーユの著作
A マルセイユからニューヨークに向かう旅の途次/B ニューヨークにおいて/C ロンドンにおいて
III シモーヌ・ヴェーユにかんする研究書

原註
訳註
訳者あとがき


著訳者略歴

ジャック・カボー
Jacques Cabaud

アメリカ合衆国のニュー・イングランドで生れたが、フランスで学校教育を受け、その後アメリカへ戻った。フォーダム大学で哲学の修士課程を終え、コロンビア大学でフランス哲学の学位を取得した。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
山崎庸一郎
やまさき・よういちろう

1929年東京に生まれる。1953年東京大学文学部仏文科卒業。学習院大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


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シモーヌ・ヴェーユ最後の日々【新装版】

「シモーヌ・ヴェーユ最後の日々【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/200頁
定価 3,672円(本体3,400円)
ISBN 978-4-622-07465-6 C0010
2009年4月17日発行

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