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レヴィ=ストロース 夜と音楽

著者
今福龍太

レヴィ=ストロースとは何者か。その思想の核心は何か。20世紀の知を牽引し、100年を生き抜いた碩学が遺した思惟の森は途方もなく深い。そしてその仕事は、来るべき思考として、私たちの前にそっと差し出された贈り物だ。
著者は音楽的書物といわれる『神話論理』のスタイルに倣い、鬱蒼とした森から響く音に耳を澄ませて、核心に遭遇しようと旅に出る。
最初で最後のフィールドであるブラジルの森の記憶、土器のかけらの感触、民族学が本質的にもつ苦さ、目眩めく日没の光景、ナンビクワラの猿、森と鳥の秩序、神話の時間、大地と人間…。『悲しき熱帯』『神話論理』を導きの糸に、レヴィ=ストロースの思考の種子が生き生きと芽吹き、自在に展開していく。さらに同時代人シモーヌ・ヴェイユやシュルレアリストとの関わりなど、生きた時代の背景が明らかにされる。生と死の螺旋から、遺産を継承する小道がふいに現れる。夜の豊かなざわめきから、レヴィ=ストロースの野生の音楽を鮮やかに響かせる、創造的入門書。


目次


リトルネッロ――羽撃く夜の鳥たち
第一章 ジェネレーション遠望
第二章 サウダージの回帰線
第三章 かわゆらしいもの、あるいはリオの亡霊
第四章 夜と音楽
第五章 ドン・キホーテとアンチゴネー
第六章 野生の調教師
第七章 ヴァニタスの光芒
第八章 人間の大地
カデンツァ――蟻塚の教え

書誌
図版出典
あとがき


著訳者略歴

今福龍太
いまふく・りゅうた

文化人類学者、批評家。1955年東京に生まれ、湘南で育つ。1982年よりメキシコ・キューバ・ブラジルにて人類学調査に従事。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

斉藤修三<すばる 2011年10月号>
陣野俊史(批評家)
<週刊金曜日 >
<intoxicate 2011年8月号>
関水徹平<週刊朝日 2011年11月14日号>

関連リンク

この本の関連書


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レヴィ=ストロース 夜と音楽

「レヴィ=ストロース 夜と音楽」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/256頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 978-4-622-07599-8 C1010
2011年7月8日発行

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