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むずかしさについて

ON DIFFICULTY

AND OTHER ESSAYS


「じっさいのところ選択はすでになされている。これがわたしの論点である。どこで、いつわれわれが文学テクストの研究をしていようとも、われわれはウォーフ的方法論とチョムスキー的方法論のあいだで選択をしているのだ。われわれがそうした枠組みを定義する労をとろうととるまいと、文学におけるわれわれの言語の知覚は相対主義的であり、もしこういう言い方が許されるならば超ウォーフ主義的である」

フロイトの手法はどのような言語習慣を前提とし、精神分析は近代性のどのような側面に連なっているのか? ジェイン・オースティン、フローベールからプルースト、ジュネ、ノーマン・メイラーまで――文学の性愛表現が映しだすプライバシーと公共性の歴史的変質とは? 言葉からの退却、〈アフター・カルチャー〉が進行しつつある時代、書物の運命はいかに?…
L・S・ヴィゴツキーが提起した「内的発話の歴史理論」を別様に問いなおし、「読書行為の技術的、心理的、社会的地位の変化」を見据えつつ、文学テクストと諸学・文献とのあいだを自在に往還。〈脱領域の知性〉円熟期の冴えわたる文明批評。表題作、「テクストとコンテクスト」「言語と精神分析に関する覚え書き」「言説の流通」「エロスと用語法」「ウォーフ、チョムスキーと文学研究者」「ダンテはいま――永遠の相における噂話」「書物の後には?」の全8編。


目次


序文
I テクストとコンテクスト(1976)
II むずかしさについて(1978)
III 言語と精神分析に関する覚え書き(1976)
IV 言説の流通(1978)
V エロスと用語法(1975)
VI ウォーフ、チョムスキーと文学研究者(1974)
VII ダンテはいま――永遠の相における噂話(1976)
VIII 書物の後には?(1972)

訳者あとがき
索引


著訳者略歴

ジョージ・スタイナー
George Steiner

1929年パリに生まれる。1940年、ゲシュタポの追及を逃れてニューヨークへ脱出、シカゴ大学で学士号、ハーヴァード大学で修士号、オクスフォード大学で博士号を取得した。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
加藤雅之
かとう・まさゆき

東北大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。神戸大学国際コミュニケーションセンター教授。共訳 ヒリス・ミラー『イラストレーション』(法政大学出版局1996)、ジェイムソン『アドルノ』(論創社2013)ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
大河内昌
おおこうち・しょう

東北大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。東北大学大学院文学研究科教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
岩田美喜
いわた・みき

東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。東北大学大学院文学研究科准教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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この本の関連書


「むずかしさについて」の画像:

むずかしさについて

「むずかしさについて」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/304頁
定価 5,616円(本体5,200円)
ISBN 978-4-622-07821-0 C1010
2014年9月25日発行

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