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丸山眞男話文集 続 1


〈それで整列して天皇の放送を聞いて。ラジオがガーガーいって何のことか分からないんだけれど、聞こえたのは――僕は後ろの方にいたんだけれど――ポツダム宣言を受諾し、というところだけだった。あっ、これは降伏だなと思ったんです。〉
(「生きてきた道」1965年10月)
〈バートランド・ラッセルがちやうど1936年頃、『ポリティカル・クォータリー』に書いた政治権力論の中で、今でも覚えてゐるのは日常生活では人々はあまりお世辞をいはれると相手はアンニュイを感ずる。ところが政治家の美辞麗句には実にたやすく大衆はとりこになつてしまふ。だから現在のやうなマス・デモクラシーの時代における政治教育は、大衆にシニシズムを植付けることが必要だ。……デモクラシーへの教育はシニシズムへの教育だといつてゐるんです。〉
(「歴史と政治」1949年6月)

『丸山眞男話文集』全4巻完結後、『丸山眞男手帖』(「丸山眞男手帖の会」発行の季刊雑誌)で発掘、記録された、丸山眞男(1914-96年)の講演・座談などを続編として収録。E・H・ノーマン、都留重人との「歴史と政治」など、戦後間もない時期から、最晩年の座談まで。時代状況に向けられた批判的な視点、日本と西洋の思想との格闘、先人や古典への深い読解が、ここに生き生きと語られる。全3巻で刊行、丸山眞男生誕100年に送る最後の集成である。
第1巻には、戦前から戦後について語った「生きてきた道」と「1930年代、法学部学生時代の学問的雰囲気」、日本学士院論文報告「江戸時代における異端類型化の試み」、ほか「歴史と政治」「ディスカッション 社会科教育」「教育の本質」の全6編。


目次


凡例

生きてきた道――『戦中と戦後の間』の予備的な試み  1965年10月

江戸時代における異端類型化の試み  1987年9月
――日本学士院論文報告

1930年代、法学部学生時代の学問的雰囲気  1985年7月

歴史と政治(鼎談 E・H・ノーマン 都留重人)  1949年6月

ディスカッション 社会科教育  1948年5月

教育の本質――課題と展望(対談 上原専禄)  1959年4月


著訳者略歴

丸山眞男
まるやま・まさお

1914年大阪に生まれる。1937年東京大学法学部卒業。1940年助教授、1950年教授。1961-62年ハーバード大学特別客員教授。1962-63年オックスフォード・セント・アントニーズ・カレッジ客員教授。1971年退官。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
丸山眞男手帖の会
まるやままさおてちょうのかい

この本の関連書


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丸山眞男話文集 続 1

「丸山眞男話文集 続 1」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/448頁
定価 5,940円(本体5,400円)
ISBN 978-4-622-07826-5 C1331
2014年3月22日発行

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