みすず書房

地に呪われたる者【新装版】 電子書籍あり

LES DAMNES DE LA TERRE

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 352頁
定価 4,180円 (本体:3,800円)
ISBN 978-4-622-07968-2
Cコード C0010
発行日 2015年11月25日
電子書籍配信開始日 2016年9月 9日
備考 在庫僅少
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地に呪われたる者【新装版】

「ひとつの橋の建設がもしそこに働く人びとの意識を豊かにしないものならば、橋は建設されぬがよい、市民は従前どおり、泳ぐか渡し船に乗るかして、川を渡っていればよい。橋は空から降って湧くものであってはならない、社会の全景にデウス・エクス・マキーナ〔救いの神〕によって押しつけられるものであってはならない。そうではなくて、市民の筋肉と頭脳とから生まれるべきものだ。(…)市民は橋をわがものにせねばならない。このときはじめて、いっさいが可能となるのである。」(本書より)

民族とは、国家とは、文化とは。ファノニズムとは何か。植民地主義に抗し36年の生涯を闘争に捧げた著者が遺した、ポスト・コロニアル批評の原点。

[初版「現代史・戦後篇」16『フランツ・ファノン集——黒い皮膚・白い仮面、地に呪われたる者』1968年刊、『フランツ・ファノン著作集』3『地に呪われたる者』1969年刊、〈みすずライブラリー〉版1996年刊]

目次

序  ジャン=ポール・サルトル

1 暴力
国際状況における暴力

2 自然発生の偉大と弱点

3 民族意識の悲運

4 民族文化について

5 植民地戦争と精神障害
系列 A
系列 B
系列 C
系列 D
民族解放戦争における北アフリカ人の犯罪衝動性

結論

解説  鈴木道彦