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大人の本棚

ヴァルザーの詩と小品<品切>


「ローベルト・ヴァルザーは散文によるパウル・クレーだ。クレー同様に繊細で神経質だ、彼はまた心やさしいベケットだ、さらにはカフカとクライストの間のミッシング・リンクだ。」(スーザン・ソンタグ)

20世紀文学において特異な位置を占めるスイスの作家ヴァルザーは、ベンヤミンが、ブランショが高く評価しながらも、再発見はカフカよりずっと遅れた。カフカの「天井桟敷で」のもとになった散文小品「喝采」をはじめ、兄カールの挿絵全点を収めた『詩篇』の全訳、やはりカールのおそろしく現代的な絵に付された小品などの初訳を含む、ベスト版一巻選集。


目次



事務所で/ホームシック/夕暮/冬の陽ざし/どうしてまた?/暁の明星/祈り/木立(あるバラード)/世間/明るさ/寝かしつける/ざわめき/今日、陽は射さないのか?/いつものとおり/深い冬/雪/不安/牧歌的な時/帰宅/静けさ/さらに前方に/罪/月あかりのもとで/ちっちゃな風景/胸の中ですすり泣きながら/窓辺に/みんなからはずれた所に/寝る前に/哲学的すぎる/若者の愛/幻滅/重苦しい光/気軽に言う/おびえ/きみらには見えるかい/立ち去った、と/時間/疲労困憊/錯覚/日中の手風琴/旅人/落書き

小品
神経の疲れ/何ごとにも気づかぬ男/ストーヴへの演説/とんま/道化者/逸話/二つの話/ブレンターノ/レーナウ/ヘルダーリン/ビューヒナーの逃走/ケラーの短篇小説/セザンヌ考/ヴァン・ゴッホの絵/パガニーニ/音楽/ソナタ/夢(II)/一つの町/夜の散策/一つの世界/夢想/湖の話/ティーアガルテン/気球旅行/恋人同士/インディアンの女性/列車の中のアヴァンチュール/素描(スケッチ)/類似(メタ)/菫/恋文/友情あふるる手紙/ある物語/グレートヒェン/キス/夫と妻/あまりぱっとしない話/昼休み/艀/喝采/夢(I)/笑い/隠者の住処/舞踏会場/窓辺の女性/婦人の肖像
/退位/ベルリンと芸術家/『タンナー兄弟』

解説
ローベルト・ヴァルザー略年譜


著訳者略歴

ロベルト・ヴァルザー
Robert Walser

スイスのドイツ語詩人・作家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
飯吉光夫
いいよし・みつお

1935年旧満州奉天生まれ。1959年東京大学独文科卒業。1962年同大学院修了。1973-1974年、ベルリン、パリに滞在。元東京都立大学教授。著書『パウル・ツェラン』(小澤書店)『傷ついた記憶』(筑摩書房)など。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「ヴァルザーの詩と小品」の画像:

ヴァルザーの詩と小品

「ヴァルザーの詩と小品」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/272頁
定価 2,592円(本体2,400円)
ISBN 4-622-08042-7 C1398
2003年10月23日発行
<ただいま品切です>