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大人の本棚

悪戯の愉しみ


「世の中には、複雑な人間と単純な人間がいる。」「問題のひげというのは、パリでも五指に入るみごとなひげだったと仮定しよう。そしてもう、その話はよそう。」「あつかましさにかけては、医者の右に出るものはあるまい。」

こんな書き出しにピンと来たあなたは、もうアレーの世界に足を踏み入れている。アレーは国家、政治、宗教、恋愛、結婚、生死などを笑いの標的にした。ブルトンは『黒いユーモア選集』で、批評性、破壊力がつよいアレーの作品を「エスプリのテロリスム作用」と呼んでいる。

日本でも戦前は『新青年』、戦後は澁澤龍彦に熱を上げさせたアレー。没後百年を記念してここにまた、作家山田稔の改訳、新訳とりまぜた名訳でお届けする。


目次


コラージュ/キス男/小さなブタ/静物/とびきり上等の冗談/お返し/単純な人々/親切な恋人/夏の愉しみ/輝かしいアイデア/宣伝狂時代/新式照明/小さな生命を大切に/ひげ/法律/医者/ウソのような話/義足氏の不思議な冒険/ブルジョワ風の純愛/なにものも無駄にせずに/善意の報い/愛のことば/ダーウィン萬歳/旅先で/見つけた!/恰好をつけるために/当世風の女/火/北極の氷を解かそう/涙/奇妙な死/歩行植物/結婚生活の悲惨/ザ・コープス・カー/Confort/1900年のためのエッフェル塔利用法/両棲動力/スケート/あの手この手/金物屋の店で/急がずに/予期せぬ結果/細かく……/二十二号室の目覚め/ロシア式犯罪/赤い軽騎兵の白い夜/寡婦の息子/ステンド・グラス/かわいそうなセザリーヌ/安上がりの愛国主義

新版へのあとがき


著訳者略歴

アルフォンス・アレー
Alphonse Allais

1854年-1905年。フランスの港町オンフルールに生まれる。薬学を学びに出たパリで「文学」に感染して学業を放棄、サティがピアノを弾いていたモンマルトルの酒場「黒猫」を拠点に活動した。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
山田稔
やまだ・みのる

1930年、門司に生まれる。作家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「悪戯の愉しみ」の画像:

悪戯の愉しみ

「悪戯の愉しみ」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/288頁
定価 2,592円(本体2,400円)
ISBN 4-622-08056-7 C1397
2005年3月23日発行

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