記号学への夢
ロラン・バルト著作集 4
1958-1964
OEUVRES COMPLETES
判型 | A5変型 |
---|---|
頁数 | 424頁 |
定価 | 5,720円 (本体:5,200円) |
ISBN | 978-4-622-08114-2 |
Cコード | C1310 |
発行日 | 2005年8月10日 |
備考 | 現在品切 |
OEUVRES COMPLETES
判型 | A5変型 |
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頁数 | 424頁 |
定価 | 5,720円 (本体:5,200円) |
ISBN | 978-4-622-08114-2 |
Cコード | C1310 |
発行日 | 2005年8月10日 |
備考 | 現在品切 |
1958年になるとバルトは、ソシュール以外の言語学=記号学の研究にも手をひろげてゆく。プロップの『民話の形態学』からは構造主義的な分析手法を、翌年にはイェルムスレウからコノテーションの概念を取り入れて、徐々に方法を発展させた。勢いを失いつつある『テアトル・ポピュレール』誌を救うための演劇論、週刊誌になった『レットル・ヌーヴェル』誌への「神話」の連載などを経て、1960年代に入ると、新しい方向は姿を見せ始めた。衣服の本格的な記号分析「今年は青が流行です」を発表し、高等研究院の研究主任としてマス・コミュニケーション研究センターの設立、『コミュニカシオン』誌を創刊する。さまざまな対象を分析しうる記号学に興奮をおぼえ、加速度的につきすすむバルト。本巻は、その美しき冒険の跡を記した全52篇の初訳である。