批評をめぐる試み
ロラン・バルト著作集 5
1964
OEUVRES COMPLETES

判型 | A5変型 |
---|---|
頁数 | 448頁 |
定価 | 6,050円 (本体:5,500円) |
ISBN | 978-4-622-08115-9 |
Cコード | C1310 |
発行日 | 2005年12月16日 |
備考 | 現在品切 |

OEUVRES COMPLETES
判型 | A5変型 |
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頁数 | 448頁 |
定価 | 6,050円 (本体:5,500円) |
ISBN | 978-4-622-08115-9 |
Cコード | C1310 |
発行日 | 2005年12月16日 |
備考 | 現在品切 |
バルト最初の論文集『エッセ・クリティック』の、33年ぶり、全面的な新訳。『零度のエクリチュール』を出した1953年から10年間に書かれた論文や序文のなかから、選りすぐった33編を年代順に収めている。オランダ絵画をめぐる「事物としての世界」にはじまり、ロブ=グリエ論「対物的文学」「ブレヒト的革命」「古代をどのように上演するか」ヴォルテール論「最後の幸福な作家」など、が前半に、記号学を道具として用いるようになってからのビュトール論「文学と不連続」や「三面記事の構造」「文学と意味作用」を後半に、過去と未来の遠近法でかたちをあたえられた本書は、いまなお刺激的な批評集でありつづけるとともに、「含羞の人」バルトのエクリチュールを知るために不可欠の作品である。