テクスト理論の愉しみ
ロラン・バルト著作集 6
1965-1970
OEUVRES COMPLETES

判型 | A5変型 |
---|---|
頁数 | 376頁 |
定価 | 5,500円 (本体:5,000円) |
ISBN | 978-4-622-08116-6 |
Cコード | C1310 |
発行日 | 2006年6月1日 |
備考 | 現在品切 |

OEUVRES COMPLETES
判型 | A5変型 |
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頁数 | 376頁 |
定価 | 5,500円 (本体:5,000円) |
ISBN | 978-4-622-08116-6 |
Cコード | C1310 |
発行日 | 2006年6月1日 |
備考 | 現在品切 |
1962年の秋から、国立高等研究院で「記号・象徴・表象の社会学」の研究指導教授となっていたバルトは、1964年11月、高等研究院「マスコミュニケーション研究センター」の機関紙『コミュニカシオン』において記号学の特集をくみ、言語=記号学や構造主義を広める活動へと踏みこんでいった。それから6年のあいだに、バルトが書き、話したことが収められている。『モードの体系』についてのインタビューや、「モードと人文科学」「シャネルとクレージュ対決」などのエッセイ、「言語学と文学」「社会、想像力、文学」などの論文。そして、問題の書『S/Z』の原型ともいえる、バルザックの小説「サラジーヌ」論(「男性、女性、中性」)など、この巻にある43篇を読むとき、バルトの三つの顔があらわれる。「科学」を主張する新批評の論客、セミナーをいとなむ良き教師、そして旅をつづけるなかでロマネスクなものに心を奪われてゆく作家。これからいよいよ、バルトは70年代に向かってゆく。