『ロミオとジュリエット』恋におちる演劇術
理想の教室

判型 | 四六判 |
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頁数 | 160頁 |
定価 | 1,430円 (本体:1,300円) |
ISBN | 978-4-622-08302-3 |
Cコード | C1398 |
発行日 | 2005年6月9日 |
備考 | 現在品切 |

判型 | 四六判 |
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頁数 | 160頁 |
定価 | 1,430円 (本体:1,300円) |
ISBN | 978-4-622-08302-3 |
Cコード | C1398 |
発行日 | 2005年6月9日 |
備考 | 現在品切 |
二人の恋は何日限り? 恋する男はふにゃふにゃ? 出会って14行の口説き文句でキスするには? 猛スピードで駆け抜ける若い二人の恋物語には、売れっ子劇作家シェイクスピアの経験(?)と才気が利いた演劇のマジックが仕掛けられています。言葉のテクニック・空間のトリックで魅せる演出術には恋のヒントが隠されている!
第1回 時間のマジック——構造
第2回 命かけて恋——テーマ
恋は夢/悲劇はなぜ起こったか/恋する男は女々しいか?/ふにゃふにゃロミオ?/「名誉」をかけた争い/ロミオは男になれるか/男の「名誉」と女の「名誉」/恋は社会体制を越えて——ジュリエットの死の意味
第3回 恋は詩にのせて——テクスト
出会ってから14行のセリフでキスする恋のテクニック/——手がかり(1) 韻文って何?/——手がかり(2) 「韻」って何?/——手がかり(3) 韻がなくても韻文とは、これいかに?/——そして種明かし/リズムに乗せてキスを奪え/ソネット形式のセリフ/啖呵を切りながら韻を踏む、キザなティボルトのレトリック/2行連句の劇的効果/テクストに盛り込まれたシェイクスピアの演出/速い散文/空間のトリックとセリフのレトリック/ロミ・ジュリ伝説から名作へ