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理想の教室

『銀河鉄道の夜』しあわせさがし

著者
千葉一幹

「僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」「うん。僕だってそうだ」カムパネルラの眼にはきれいな涙が浮かんでいました。「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」

不朽の少年教養小説『銀河鉄道の夜』のなかでは、「ほんとうのさいわい」をめぐってさまざまな問いが紡ぎ出されます。友だちとは? 愛とは? 自己犠牲とは? そして旅の終わりにジョバンニが目にしたものは?

天才ミヤザワケンジのグレートな「幸福論」。その魅力を縦横無尽に引き出します。


目次


テクスト――『銀河鉄道の夜』

第1回 神なき世界へ
賢治死後?に成立した『銀河鉄道の夜』/ブルカニロ博士の消滅/叙事詩から小説へ/貨幣の問題/宗教批判者ジョバンニ

第2回 友だちって何?
友だちを裏切ること/秘密の発生――個室の誕生/世界の始まりと原光景/親密さと言語――ジャーゴン/言語の抽象性/ふたりでいること

第3回 自己犠牲
自己犠牲者の群れ/よだかから蠍へ/負債としての自己犠牲/取り替え子/贈与と遺贈


著訳者略歴

千葉一幹
ちば・かずみき

1961年三重県生まれ。拓殖大学商学部教授。比較文化・日本近代文学。『賢治を探せ』(講談社選書メチエ)『クリニック・クリティック――私批評宣言』(ミネルヴァ書房)ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「『銀河鉄道の夜』しあわせさがし」の画像:

『銀河鉄道の夜』しあわせさがし

「『銀河鉄道の夜』しあわせさがし」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/144頁
定価 1,430円(本体1,300円)
ISBN 4-622-08309-4 C1398
2005年7月7日発行

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