理想の教室
ホフマンと乱歩 人形と光学器械のエロス
- 著者
- 平野嘉彦
ホフマンの『砂男』と乱歩の『押絵と旅する男』はともに、出来事が主人公の妄想なのか現実なのか判然としない、読者を不安に陥れる物語です。人形と望遠鏡――この共通項に、どんな物語の罠が仕掛けられているのでしょうか。フロイトの精神分析も引きながら、狂気とエロスの妖しい関係を探る奇想天外な小説指南の登場です。
著訳者略歴
この本の関連書
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「ホフマンと乱歩 人形と光学器械のエロス」の書籍情報:
- 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/136頁
- 定価 1,650円(本体1,500円)
- ISBN 978-4-622-08325-2 C1395
- 2007年2月23日発行