政治的ロマン主義
始まりの本
POLITISCHE ROMANTIK
判型 | 四六変型 |
---|---|
頁数 | 296頁 |
定価 | 3,520円 (本体:3,200円) |
ISBN | 978-4-622-08353-5 |
Cコード | C1331 |
発行日 | 2012年6月8日 |
備考 | 現在品切 |
POLITISCHE ROMANTIK
判型 | 四六変型 |
---|---|
頁数 | 296頁 |
定価 | 3,520円 (本体:3,200円) |
ISBN | 978-4-622-08353-5 |
Cコード | C1331 |
発行日 | 2012年6月8日 |
備考 | 現在品切 |
「主観的機会原因論は自由な創造性の小さな島を見つけることができるが、しかしここですらも、無意識のうちに最も身近で最も強力な勢力に服従している。そして単なるオッカジオネルなものとして見られた現在に対するその優越性はきわめて皮肉な逆転を蒙らされる。ロマン的なるもののすべては他のさまざまの非ロマン的なエネルギーに仕え、定義や決断に超然としているというその態度は一転して、他者の力、他者の決断に屈従的にかしずくことになるのである。」
「政治的活動が始まるところで政治的ロマン主義は終わる」
ナチスへの道筋か、辛辣な批判か。全体主義を考える必須の書。解説・野口雅弘
第二版への序文
緒論
I 外的状況
II ロマン主義精神の構造
1 実在の探究
2 ロマン主義の機会原因論的構造
III 政治的ロマン主義
むすび
註
訳註
訳者あとがき
解説——「決められない政治」についての考察(野口雅弘)
人名索引