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個性化とマンダラ【新装版】


一見、円の中に花のようなものが描かれているだけの絵が、ユングの手にかかると、深い意味が付与され、生き生きと立ち現われてくる。
「個性化とマンダラ」は、ユング心理学の中でも最高の秘儀とも言うべきものである。ここにわけても重要な5論文を収め、一書となす。

ユングのいう「個性化」とは、無意識を統合し、個性的で自立した個人をつくるということである。もともとサンスクリットで「円」という意味をもつマンダラこそ、この「個性化」のシンボルである。ユングは自分の分析を受けたX夫人や他の人々のマンダラの絵を数多く紹介し、卓抜な解釈を加えていく。マンダラに現われる元型の個性的な意味の解明は、人間の豊かな可能性をまざまざとわれわれに示している。心の核心に迫るユングの達人的なわざは、見事というほかない。

[初版1991年9月]


目次


1 生まれ変わりについて
2 意識、無意識、および個性化
3 個性化過程の経験について
4 マンダラ・シンボルについて
5 マンダラ

原注
訳注
訳者解説
訳者あとがき


著訳者略歴

カール・グスタフ・ユング
Carl Gustav Jung

1875-1961。スイスのケスヴィルに牧師の子として生れる。バーゼル大学医学部卒業後、チューリッヒ大学の神経科でブロイラーの指導を受ける。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
林道義
はやし・みちよし

1937年長野県に生れる。1962年東京大学法学部卒業。1968年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。元東京女子大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「個性化とマンダラ【新装版】」の画像:

個性化とマンダラ【新装版】

「個性化とマンダラ【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/288頁
定価 3,888円(本体3,600円)
ISBN 978-4-622-08548-5 C1011
2016年8月25日発行

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