ゲームライフ 電子書籍あり
ぼくは黎明期のゲームに大事なことを教わった
GAMELIFE

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 232頁 |
定価 | 2,860円 (本体:2,600円) |
ISBN | 978-4-622-08648-2 |
Cコード | C0040 |
発行日 | 2017年10月18日 |
電子書籍配信開始日 | 2017年10月18日 |

GAMELIFE
判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 232頁 |
定価 | 2,860円 (本体:2,600円) |
ISBN | 978-4-622-08648-2 |
Cコード | C0040 |
発行日 | 2017年10月18日 |
電子書籍配信開始日 | 2017年10月18日 |
「何回死ねるの?」ぼくはジェイムズに訊く。
「三回だ」と彼は言う。「『パックマン』の話だよな?」
「いや、一生で」
*
「七歳でプレイしたことがぼくを変えた。それはぼくに新しい成長の方向を与えた」
パソコンが未知への扉だった頃、子どもにとってPCゲームはセンス・オブ・ワンダーの源だった。本書はゲームと子どもの内なる関係を新しい筆致で綴る。
背景に垣間見えるのは、80年代アメリカの郊外地域の情景だ。レーガン信奉、第三次世界大戦の脅威論を煽るメディア……その只中で少年期を過ごした「ぼく」の頭の中は、ゲームと身近な人々のことでいっぱいだった。
数字の力、地図の力、「ここではない」世界の創造、魔法と絶望、死について……みんなゲームが教えてくれた。だがそれと並行して、「ぼくの中の別の部分は、人から遠ざかる方向に育とうとしていた」
残忍なスクール・カーストや、ぎこちなさを増す現実世界との関わりの記憶は、唯一の拠り所だったゲームの記憶とともに、著者の脳裏に一層深く突き刺さっている。
ゲームと人生の奇妙な二重奏に引き込まれ、胸を衝かれるスリリングな一冊。
『ゲームライフ』立ち読み1-18ページ
(PDFファイル、952KB) ダウンロードはこちら
1 サスペンデッド
2 490ポイントのダメージ
3 楽園の悪魔
4 第二次世界大戦は終わらない
5 太陽と星々と
6 パイレーツ!
7 空のハート
謝辞
訳者あとがき