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死と愛【新版】

ロゴセラピー入門

ÄERZTLICHE SEELSORGE

著者
ヴィクトール・E・フランクル
訳者
霜山徳爾
解説
河原理子

フロイトの精神分析やアドラーの個人心理学による心理療法は、苦悩しながら人生の意味を求めようとする患者に対応できるのか、そのためには「精神的なものからの心理療法」が必要ではないか。若い頃からフランクルはこのように考え、「ロゴセラピー」と名づけた独自の療法を生み出そうとしていた。この構想は、強制収容所体験をへて鍛えられ、解放後の1946年に刊行された本書『死と愛』となって結実する。そして、本書で描かれた「強制収容所の心理」の部分をもとに一気に口述筆記されたのが、『夜と霧』である。
『夜と霧』と並ぶフランクルの主著を、新版で刊行。人生の意味、苦悩の意味、労働の意味、愛の意味などについて語りながら、人間がもちうる態度価値の重要性を訴え、医師として、宗教者にも似た、人の魂への働きかけの大切さと方法を説いた本書は、著者の仕事の出発点であり、終着点でもあった。
日本では『夜と霧』の翌年1957年に霜山徳爾訳で刊行され、以来長年読まれてきたが、今回、従来の版を新たに組み直し、用語や表記に手を加えて、読みやすくした。


目次


第一章 心理療法からロゴセラピーへ
第二章 精神分析から実存分析へ
  第一節 一般的実存分析
  一 人生の意味
    死の意味
    強制収容所の心理
  二 苦悩の意味
  三 労働の意味
  四 愛の意味
  第二節 特殊実存分析
  (a) 不安神経症の心理
  (b) 強迫神経症の心理
  (c) 鬱病の心理
  (d) 統合失調症の心理
第三章 心理的告白から医師による魂の癒しへ

訳者あとがき
解説 河原理子


著訳者略歴

ヴィクトール・E・フランクル
Viktor Emil Frankl

1905-1997。ウィーンに生れる。ウィーン大学卒業。在学中よりアドラー、フロイトに師事し、精神医学を学ぶ。第二次世界大戦中、ナチスにより強制収容所に送られた体験を、戦後まもなく『夜と霧』に記す。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
霜山徳爾
しもやま・とくじ

1919-2009。東京に生れる。1942年、東京大学文学部心理学科卒業。宗教哲学・心理学専攻。上智大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
河原理子
かわはら・みちこ

朝日新聞記者、日本ロゴセラピスト協会会員

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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「死と愛【新版】」の画像:

死と愛【新版】

「死と愛【新版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/288頁
定価 2,916円(本体2,700円)
ISBN 978-4-622-08794-6 C1011
2019年4月16日発行

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