「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



脳のネットワーク

NETWORKS OF THE BRAIN


ずばり、「脳科学と複雑ネットワーク科学を接合する」のが、著者のねらいだ(「はじめに」より)。脳の構造・発生・代謝・進化・心理・病理……すべてが、躍動するネットワーク・ダイナミクスを介して絡み合っている。この"変化する網"としての脳の実像に迫る壮大なプロジェクト、「ネットワーク神経科学」の見地へと、世界の研究を牽引する第一人者がいざなう。
ネットワーク科学は人間の社会関係やインフラ網の研究など幅広い分野に応用され、目覚ましい成果を上げてきた。グラフ理論に基づく解析手法や、モデル化のアイデアなども豊富に蓄積されている。それを脳神経系の研究に用いるアプローチについて、基礎から説き起こして応用例と成果までを総ざらいする。
コネクトミクス研究やネットワーク神経科学はすでに、そのほかのさまざまなアプローチと連携を深めつつある基盤的領域となっている。脳と心を研究するすべての人が、この本からネットワーク科学的な視座と実践的な感覚を得ることができるだろう。また、認知科学、心理学、精神病理、人工知能などの関連分野の研究に対しても、著者の見解は多くのインスピレーションを提供するだろう。


目次


はしがき

第1章 はじめに──なぜネットワークが重要なのか?
第2章 ネットワークの指標と基本構造
第3章 脳のネットワークとは──構造とダイナミクス
第4章 神経解剖学におけるネットワーク的展望
第5章 細胞、神経回路、システムのマッピング
第6章 脳のスモールワールド──モチーフ、モジュール、ハブ
第7章 経済性、効率、進化
第8章 自発脳活動のダイナミクスのパターン
第9章 認知機能のネットワーク
第10章 脳内ネットワークの障害
第11章 ネットワークの成長と発達
第12章 ダイナミクス──安定性と多様性
第13章 神経複雑性
第14章 脳と身体

用語集(I 脳の解剖領域名の略称/II 皮質領域名の略称/III ネットワーク用語)
注釈/参考文献/訳者あとがき/索引


著訳者略歴

オラフ・スポーンズ
Olaf Sporns

1963年、ドイツ生まれ。インディアナ大学心理・脳科学部門プロヴォスト教授。同大学ネットワーク科学研究所、共同ディレクター。専門は計算認知神経科学。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
下野昌宣
しもの・まさのり

京都大学医学研究科准教授。2009年、東京大学博士課程修了。産業総合研究所の特別研究員を経て、2010-2016年、インディアナ大学、マサチューセッツ総合病院にてPD/海外学振研究員。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「脳のネットワーク」の画像:

脳のネットワーク

「脳のネットワーク」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/408頁
定価 6,600円(本体6,000円)
ISBN 978-4-622-08884-4 C1040
2020年4月1日発行

この本を購入する